2025年6月号 Vol.619 [仕事] [賃金] [職場] 一人ひとりの思いを要求にみんなで実現しよう
2025年6月号 Vol.619
機関紙『自治体の仲間』
見出し一覧

全国で青年たちが「住民のためにいい仕事がしたい」「自分たちの賃金や労働条件はどうやって決まるのだろう」「働きやすい職場にしたい」と学びあい、対話と交流を深めながら要求実現に向けてさまざまな行動を展開しています。各地の青年のとりくみを紹介します。

[職場回りで署名訴え例年上回る数集まる] 千葉・船橋市職労は、市当局から3月31日に提案された夏季休暇の削減案(現行7日から6日へ)に対して、4月17日~5月8日に「夏季休暇削減反対!」の団結署名にとりくみました。

自治労連は5月17~18日の全労連・災対連による能登半島地震ボランティアに参加。全労連の仲間とともに、珠洲市大谷町で活動しました。

「大阪・関西万博」が4月13日から開催されていますが、万博の開幕後も事故や問題が起こっています。万博協会は具体的な対策や説明責任を果たさず、「適切に対応した」とのコメントに終始。大阪自治労連は、万博来場者と運営スタッフの安全を守るため、5月21日に行われた万博協会と府・市万博推進局に対する緊急申し入れ行動に参加しました。

私たちの賃金と労働条件がどうやって決まるのか。そのしくみや課題などをあらためて学びましょう。

自治労連第69回中央委員会を5月24日にオンラインで開催。「対話と学びあい」で新規採用者の組合加入がすすんだことや労使交渉で勝ち取った成果と教訓を全国の仲間と共有しました。

[平和と核兵器廃絶の実現を全国でアピール] 8月の原水爆禁止世界大会に向けて、平和大行進が始まりました。

戦後・被爆から80年。戦争と平和、憲法と地方自治の歴史と現状を振り返り、各地のとりくみを紹介しながら、私たちの仕事と役割についてあらためて考えます。(第3回・全5回予定)

妊婦や育児中の保護者への支援や相談に応える鎌倉子ども支援センター指定管理について、2022年からシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(以下、シダックス)が指定されると翌23年3月、神奈川県公務公共一般労組(以下、労組)に職員から労働相談がありました。
物価高騰が続くなか、特に米の価格が社会問題となっています。スーパー・小売店舗価格は、米5キログラムあたり平均4285円(5月26日時点)と、昨年同時期の2136円のおよそ2倍となっています。なかなか労働者の賃金が上がらないなかで「値段が高くて米も買えない」と安定した米の供給と価格の調整を求める声は大きくなり、政府も備蓄米の放出などをしていますが、効果は出ていません。

山口自治労連は、5月1日の山口県メーデー(写真)に参加し、商店街などを行進し「労働者の権利を守ろう」と訴えました。

自治労連は5月27日、中央社保協と全日本民医連、全労連主催の「介護保険制度の抜本的改善と介護従事者の処遇改善を求める」請願署名の提出と院内集会、国会議員要請に参加。

自治労連愛知県本部は5月9日から、春のキャラバンとして県内すべての自治体を訪問。
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