ページの先頭です。本文を読み飛ばして、このサイトのメニューなどを読む

文字サイズ

サイト内の現在位置です:

TOP  >  自治体の仲間  >  自治体の仲間

自治体の仲間

 

2008年新年号 Vol.410

今この仕事に誇りと働きがいを
(新春編

<空>
千葉・匝瑳(そうさ)市職労
匝瑳市野栄(のさか)学校給食センター
地域の食材生かし日本一の学校給食に輝く
 
子どもたちと生産者をつなぐ学校給食

 千葉県匝瑳市は、2006年1月に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生した市です。1976年に設置された匝瑳市野栄学校給食センターは現在、栄養士と調理員など13人の職員によって野栄地区の幼・小・中4校の学校給食950食をつくり配給しています。
 「給食は食べることが学習」と話す秋山真理子さんは、野栄学校給食センターの管理栄養士です。「子どもたちは好き嫌いもあるのですぐには何でも食べられません。給食を通して中学校卒業までにある程度食べられるような食材、献立、調理方法が必要です。幼稚園から中学までの10年間、毎日食べる独自スタイルの給食をつくるという緊張感もありますし、子どもたちが給食の献立を覚えてくれるのも学習なのでいい加減なことはできません」と熱い思いを語ります。

食の安全第一に「地産地消」で

 野栄学校給食センターの特徴は、何といっても食の安全を第一とした食材を「地産地消」でつくる給食です。4年ほど前までは地元の食材提供者は1人か2人でしたが、農家の人たちの集まる機会を通していろいろな生産者と知り合い、いまでは野菜、卵、魚、味噌、醤油とほとんどの食材を地元で賄なっています。
 秋山さんは「生産者にとっても『孫が学校で、作った野菜を食べている』と給食を身近に感じ、さらには子どもたちが『この野菜は、何年何組の○○ちゃん家の野菜だ』と興味を持って食べてくれるのは学校給食にはとても大事なことです」と言います。
 また、給食づくりを支えるのが調理員です。野栄地区の学校給食は「お母さんの昼の味が伝わる食を」と1976年に始まって以来、熟練と専門性をいかした調理員の役割が大きな存在となっています。
 児童・生徒との関係でも、野菜を食べない子どもたちやコンビニなどを利用することが多い食べ盛りの子どもたちに対する、栄養や食の安全での学校教育として、学校給食センターの役割は大きなものがあります。

「全国学校給食甲子園」で優勝

 そんな子どもたちを見て給食への熱い思いと自分たちの力を試してみようと昨年11月、地域の食材を使った学校給食の全国コンクール「第2回全国学校給食甲子園」に参加。見事に優勝して野栄の学校給食が日本一に輝きました。大会は、秋山さんと調理員の小川徳子さんの2人1組で、1時間の制限時間で衛生管理基準に沿って5人分の通常給食を作ります。当日は、地元の24種類もの食材を使った献立を見事に披露しました。この快挙は、匝瑳市の広報でも市民に紹介されました。「学校給食はあまり目立たない存在でしたが、このことを通して『食育』や『地産地消』などが、多くの市民に理解いただけるよい機会となりました」と秋山さんは喜びを語ります。

専門性や経験を生かせる労働条件を

 匝瑳市職労の塚本貢市委員長は、「住民や子どもたちが安心・安全で健康でくらせる地域をつくるには、自治体職員の専門性や経験が生かせる労働条件が必要です。これまで組合がなかった野栄のみなさんにも市職労に加入していただき、この日本一の誇れる匝瑳の学校給食を全国に広げていきたいです」と抱負を語りました。


▲全国学校給食甲子園での優勝旗を手に。右から秋山真理子さん、小川徳子さん、塚本貢市・匝瑳市職労委員長
▲生産者の顔がみえる産直マップ

栄養満点!工夫いっぱいの献立
この日の献立は、主食・中華おこわ、おかず・めかじきピリ辛焼き、もずく入りかきたま汁、いちごゼリー
▲「給食は食べることが学習です」と話す管理栄養士の秋山真理子さん
     


プリンタ用画面

検索

オンライン状況

15 人のユーザが現在オンラインです。 (4 人のユーザが 自治体の仲間 を参照しています。)

登録ユーザ:
0
ゲスト:
15

ページの終端です。ページの先頭に戻る