4. 医師・看護師が足りない!
![]() 深刻な医師不足
茨城・筑西市民病院(旧・下館市民病院)では、経営難と医師不足が深刻化しており、今後の病院運営と医師確保にむけた早急な対策が求められています。
とくに医師不足は、新医師臨床研修制度の導入により医師が大学によび戻され、以前は25名いた医師が現在15名に減少しました。そのため診療科も10科(内・外・脳・整・泌・産婦人・児・形成・耳鼻・眼)が1科(耳鼻)の休診、2科(脳・眼)が非常勤化となり、常勤医師のいる科は7診療科に減少し、それに伴い病床数も206床から173床に縮小されました。 市・病院当局は医師確保にむけて近隣の大学を訪問し医師派遣を要請していますが、問題の打開には至っていません。そして、診療科・病床数の減少により医療収益が激減し、赤字の増大も生じています。 また看護師についても退職者の不補充により、パート職員にゆだねている状況です。 筑西市職員組合病院支部では、医療体制の充実を求めて市議会議員への要請行動などにとりくんでいます。
看護現場はもう限界!
死ぬまぎわのささやかな望みさえもっと傍にいて思うとおりにしてあげたいと思っても2人の準夜勤務では、時間が許すはずもなく、次の患者さん、次の処置に行かなければならない。2日後の朝、この患者さんが亡くなった。死ぬまぎわのささやかな望みさえ、叶えてあげることができない悔しさ、腹立たしさ。 私が行くまで、転ばないで!2人夜勤をしている。リハビリ病棟で、介助者が多く、プラス整形からの圧迫骨折で動けない患者さんでいっぱい。夜間鳴り響くナースコールの数。ピッチを切っても切っても次々鳴る。思わず目を疑った。ピッチの画面が「混み合ってます」と出た。「アレ?」と廊下に出たら病室の前のランプが4ヵ所光っていた。1人で4人同時にはいけない。 |
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