まちコレ2018年新年号 Vol.530

両棒餅

竹串は必ず二本 だから「両棒」餅

鹿児島市

▲読み方と異なり、一口サイズの「ぢゃんぼもち」

「両棒餅」。読めるでしょうか? 「ぢゃんぼ餅」と呼びます。「両棒餅」は、鹿児島の伝統のお菓子で、2本の竹串に焼いたお餅を刺して、砂糖醤油などで作った甘めのタレをからめて食べます。実際のサイズは一口サイズです。

名前の由来は、「両棒」を中国語で発音すると「りゃんばん」となり、これが鹿児島風になまって「ぢゃんぼ」と読まれるようになったなど諸説あります。

2本の棒が刺さっているのは武士の両刀を模したとも言われています。上級武士が刀を2本差すのに対して、下級武士は、1本脇に差すのがやっとでした。生活に苦しむ庶民が下級武士を皮肉る意味で2本の棒を差したそうです。

旧鹿児島市南部の「谷山」が発祥の地と言われていますが、今では、市北部にある19代島津光久が築いた仙巌園や桜島と鹿児島湾をのぞむ磯海水浴場周辺の茶屋で「磯のジャンボ」として親しまれています。

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