まちコレ2016年10月号 Vol.515

玉子焼

「たこやき」ではない 歴史ある郷土料理です

兵庫県明石市
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▲熱々、ふわりとした玉子と明石海峡で鍛えられた硬めのたこ、そして昆布出汁が決め手

 「たこやき」ではありません。これは「玉子焼」です。後に「明石焼」とも呼ばれるようになりましたが、地元ではあくまで「玉子焼」です。材料は「卵」「じん粉」「たこ」ですが、「じん粉」とは小麦のでんぷん質のみのもの。「たこ」は明石産のたこに限ります。形状も「たこやき」は球形ですが、こちらは半球形。

 「たこやき」の材料は小麦粉。卵は必須ではなく、元々は「たこ」も入っていません。元の名は「ラヂヲ焼」と伝えられます。「たこが入ってへんがな」と客に言われて加え、「たこやき」に変化したそうです。

 「玉子焼」は傾斜のついた木製の板に並べられ、熱々で提供されます。それを昆布の出汁につけて食べます。ソースをつけるものではありません。

 本場、明石駅前の「魚の棚商店街」(発音は〝uon-tana〟)で数店の専門店が展開。500~600円前後のお値段で、至福のひとときを。

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