まちコレ2016年2月号 Vol.507

大阪金剛簾(すだれ)

金剛山の麓の良質の竹でつくる伝統産業

大阪府富田林市
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▲プロジェクトでは多く市民に町家で飾られた簾やアートの魅力に触れました

 簾の起こりは古く、平安時代に遡ります。宮中等の間仕切りや飾りに使用された御簾が、現在のお座敷簾の原型と言われています。

 富田林市の重要な伝統産業である大阪金剛簾は、金剛山の麓の良質の竹に恵まれた竹簾づくりから始まったと言われ、江戸明暦年間に産地形成が始まりました。1945(昭和20)年代には市内に多くの事業所があり重要な産業の一つとして海外への輸出も行われ、国の伝統的工芸品指定も受けました。しかし、住生活の洋風化に伴って、簾がカーテンなどに代替され始め、多くの事業所が廃業に追い込まれ、現在では市内事業所は数社になりました。

 そのようななかで、伊勢神宮など全国の有名な神社や大河ドラマ等でも使用されている大阪金剛簾という地域資源を通じて富田林の魅力を発信していこうと、数年前には、市・市観光協会・簾事業者・大阪芸術大学の有志でプロジェクトがとりくまれました。

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