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Collection50 セメントの町に親しまれるせめんだる

まちコレ2018年10月号 Vol.539

最中「せめんだる」

セメントの町に親しまれるせめんだる

山口県山陽小野田市

日本で最も歴史の古い民間初のセメント会社は、1881年創業の小野田セメント(現太平洋セメント(株))です。このセメントに支えられ発展してきた旧小野田市のセメント町に、1925年、つねまつ菓子舗が創業しました。最中「せめんだる」は1952年からつくられ、今では小野田を代表する銘菓に。

「せめんだる」とはコンクリート材料であるセメントを詰めた樽のことで、その昔、セメントを樽詰めにして出荷していたことから、これにちなんで、樽を種に、セメントを餡に見立てた樽の形になりました。

小豆はどうも…とおっしゃる方でも「せめんだる」は大丈夫とよく言われます。材料の小豆は北海道大納言の粒を選りすぐり、創業者の恒松伝之助より製餡方法を伝授された者が餡子一筋に餡を炊き続けています。もちろん無添加です。

ふるさとを形にした最中は全国にありますが、話の種に「セメント樽」の最中をご賞味あれ。

【注文・問合せ先】
JR小野田駅前とつねまつ菓子舗伝助で販売しています。
TEL:0836-83-9060
FAX:0836-83-4212
定休日:水曜日

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