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自治体の仲間

 

2010年12月号 Vol.445

シリーズ たたかってこそ明日がある
(94)
非正規・関連の仲間たち
徳島・小松島市営バス労働組合
住民の要求を伝え、不当解雇撤回と雇用の確保を求める
 徳島県小松島市は、一番長い人で16年間働いてきた市営バス非常勤職員17人を昨年9月末に全員雇い止めし、今年1月に民間委託を開始しました。
 非常勤職員の仲間は「市当局のとった態度は昨年8月に結成した小松島市営バス労働組合に対する不利益取扱い、不誠実団交・団交拒否であり、雇い止めは労働組合つぶしだ」として今年1月、県労働委員会に不当労働行為救済の申立てをしてたたかっています。
 市は、受託者を募集する際の公募要綱に全員雇用を条件としており、また議会でも「全員雇用」と「雇用条件は不利益にしない」と再三明言していました。ところが、受託者に選定された大新東(株)は、市がセットした8月の説明会において、全員雇用をいわず、賃金も大幅に低下させるというものでした。小松島市バス労働者の労働条件と、乗客の安全にとって決定的な勤務内容についてはしどろもどろで説明できないというありさまです。
 団体交渉でも、市は、当時職場の過半数でもあった市営バス労組を一部民間委託の許可に必要とされる労使合意の相手と認めないばかりか、「10月1日に民間委託を開始する」と言いはるばかり、時間稼ぎとしかいいようのないものでした。
 現在、労働委員会では市側を圧倒していますが、解決には市民世論の力が必要と、集会やビラの全戸配布、街頭宣伝を行ってきました。10月にはアンケート付ビラを8000枚配布。「高齢化に伴ってバスは必要だ」「便数が少ないので利用しにくい」「(居住地に)バスの乗り入れを」など切実な要求が書きこまれています。市に住民の要求を伝えながら、不当解雇の撤回と雇用の確保を求めていきます。
 組合員は職場の主力として働いてきた自負と誇りを失わず、不安定で慣れない仕事をしつつ、市の横暴なやり方は許せないと、怒りと全国の仲間の支援を糧にがんばっています。


▲9月26日、不当解雇撤回集会で決意表明する組合員
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