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2010年11月号 Vol.444

ドキドキ世界見たまま
第126景
フィンランド・デンマーク
神奈川県職労連 宮澤 恭子さん
北欧の子育てと仕事の両立支援、福祉政策を学ぶ
 9月18日〜25日まで「全労連女性部20周年記念スタディツアー」で、フィンランド・デンマークを訪ねた。北欧の子育てと仕事の両立支援・福祉政策を知ることをテーマに労働組合、医療・福祉施設など7カ所を訪問し、間にかけ歩き観光を盛り込んだツアーだった。
 子育てと仕事の両立支援・福祉政策について、基本的考え方は男女平等ではあるが、概して公共に女性、民間に男性と職域により性差がある。男女の賃金格差には課題があるが、福祉医療労働組合を訪れた際の報告でも「仕事の価値評価は難しい」ということだった。
 ワークライフバランスの実現度は私たちにはうらやましい限りであるが、デンマークでは自治体の合併が進み、学童保育が教育分野の管轄になって自己負担が増える自治体が出てきているという。
 フィンランドの古都トゥルクは13世紀ローマ教皇が司祭を派遣したことから町の建設が始まり、スウェーデン統治下では首都として栄えた町。市内では、大聖堂、トゥルク城、ルオスタリンマキ手工芸博物館を見学。手工芸博物館は、1827年のトゥルク大火から免れた町の一角をそのままの状態で残し一般公開している野外博物館。19世紀初頭の手工芸職人の仕事場や木造家屋など約30の建物を巡ると、フェルメールの絵を見るような、まるで中世にタイムスリップした感覚になる。
 ヘルシンキ市内は歴史的な中心街であるヘルシンキ大聖堂、元老院広場、マーケット広場など歩いた。マーケットでは種類の多いベリー類、キノコ、手工芸品などが並べられていた。エストニア行きの大型の高速艇旅客船が港に止まっており、マーケット通りに続くエスプラナーディ公園のベンチに人々が憩い、公園に面した通りに、映画『かもめ食堂』の撮影の場になったという店もある。
 デンマークでは、コペンハーゲン市内観光、運河下りとチボリ公園内レストランにてデンマーク料理の夕べを堪能。アンデルセンの住んでいた港に面した旧市街は絵葉書のとおり。いたるところにある歴史的建造物は見あきない。


▲訪問団の「折り紙教室」を楽しむ子どもたち
▲最初に泊まったナーンタリのホテルの前で
     
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