トップ  >  自治体の仲間
自治労連機関紙

自治体の仲間

 

2010年6月号 Vol.439

My Way My Life
(121)
大阪・富田林市職労 中嶋 歩惟(あい)さん
平和の大切さ、これからも学んで伝えたい
 
 「平和運動って始めは恥ずかしかったけれど、もっとオープンでいいなと思うようになりました」。5月のNPT再検討会議ニューヨーク行動での体験を満面の笑顔で語ります。英語が苦手でドキドキしながら始めたセントラルパーク前での署名行動、温かく署名に応えてくれた現地の人たち、マンハッタンのビル街にシュプレヒコールがこだました1万人のパレード、世界の人たちとの出会い、大阪自治労連を代表しての発言…毎日が新鮮で発見の連続でした。
 印象に残ったのはアメリカ反戦労働組合との交流会。「なぜ労働組合として平和運動にとりくむのか?」という問いに、教職員組合(USLAW)のマイケル・スイングさんが「私たちの家族、親戚、知人に戦争犠牲者がいる。戦争にたくさんのお金が使われて医療費が削られている。平和を実現するためには国の役割が大切だ。国を動かすために、自分たち一人ひとりが考え、行動しなければならない」と答えました。「私にとって大きな発見でした。労働組合が平和運動にとりくむことの大切さを改めて感じたんです」
 最初は「ニューヨークに行ってみたい」という軽い気持ちだったのが、事前の会議に参加するうちに「自分はこんな大きなことに参加するんだ…」と実感。「やるからには何か形に残したい」と意気込む一方で、大阪代表団長に選ばれた責任の重さに、自分はどうしたらいいのかと悩むこともありました。「でも代表団のみんなが私を支えてくれたんです」と中嶋さんは言います。英語のメッセージを添えたハート型の「折り鶴」を400羽つくって現地で配ったり、大阪らしく「笑い−SMILE」の背文字の入った「青色ハッピ」を着て行進したり、現地でどんなアピールをするのか、毎回の会議や交流会でアイデアを出し合って決めました。「みんなの熱い思いが集まって、本当に大きな力が発揮できたと思います」
 帰国してからは、各地の報告会に出かけています。「平和の大切さや、戦争をする理由を深く理解しなくてはいけないと思いました。ニューヨークで経験したことを多くの人に伝えたいし、もっと勉強したい。代表団で参加した仲間とも、また一緒にいろいろな活動をしていけたらいいなと思っています」と人なつこい笑顔が光りました。


▲青いハッピに英語メッセージを添えたハート型の折り鶴…これが大阪代表団カラーです!
▲パレード後、ゴール地点となった国連前ハマーショルド広場で、大阪オリジナルの鯉のぼりとグッズを持った大阪代表団
プリンタ用画面