自治労連機関紙
2010年3月号 Vol.436

|
内子町職の委員長である片倉隆光さんは、1月の「自治労連愛媛県本部組織集会」で、「正規職員も非正規職員(以下、「正」「非」と表記)も、同じ職場の仲間として考える」という単組報告をおこないました。そのなかでも特に強調したのが「学習の必要性」でした。
これまで内子町職では非正規労働者の権利や人事院勧告の内容など、「正」「非」が一緒に学習を重ねてきました。「『同じ仕事をしているのに格差があるのはおかしいな?』という感覚は、みなさんにあると思います。『正』が『非』の待遇を自分のこととしてとらえて活動し、その姿をみて『非』が仲間になってもらえたら」と自身の組織拡大論を展開します。
そして「労働組合は待遇改善をめざすだけの組織ではないと思います。組合員になれば自治体労働者としていろいろな方面から学習するチャンスがいっぱいできる。それを利用しないのはもったいない」と、学習の場としての組合を熱く語ります。
そんな片倉さんが委員長に就任したのは昨年7月。若い組合員の「誰かがやらなければいけない仕事は私の仕事だと思うようにしている」という言葉に刺激されました。「執行部も同じじゃないかな。悩むことも多いけれど、人と話す機会が多くなるなど、楽しいと思えることが確実に増えました」と笑います。
気さくなキャラの片倉さんですが、稲月道隆副委員長に言わせると「団体交渉では怖いんですよー。一人で当局に食いかかって妥協しませんからね」とのこと。委員長になってから意識が高まったと話す片倉さんを横に「や、以前から立派でしたよ」とボソリ。内子町職での迷コンビぶりがうかがえます。
さて、間もなく新年度。新規採用職員への組合加入呼びかけなど、全国でも組織拡大に向けた動きが活発になる季節です。組織としての声かけはもちろんですが、同じ職場・同じ年代の組合員が呼びかけ、相手の率直な気持ちを話してもらうという工夫をさらにしていきたいと語ります。「一人ひとりが労働組合の意義を感じて活動することで組織は自然に広がっていくと思います。そのためにも学習は必要です。ぼくは『住民の幸せなくして自治体労働者の幸せはない』というスローガンが好きだから自治労連の組合員でよかったと思っている」と目を細めました。
▲稲月道隆副委員長(左)と片倉隆光委員長(右)。「若い頃は2人でよく合コンをやり、初対面の人への情報収集能力を高めて活動に活かしました」と武勇伝(?)を語ってくれました |

