自治労連機関紙
2010年2月号 Vol.435

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西馬音内盆踊りは700年の歴史を持つとも言われ、昭和56年、盆踊りとしては全国で初めて国の重要無形文化財の指定を受けました。特徴は野性的なお囃子と、優雅で流れるような美しい踊りの対照です。衣装は端縫い(ハギレを縫い合わせたもの)や藍染めの浴衣、頭には編み笠や彦三(ひこさ)頭巾と呼ばれる黒子のような覆面をかぶり、踊り手の顔は見えません。小林さんは「先生からは『腰を落とし、手さばきは流すところは流して止めるところは止めるのがポイント』と教えられています。全体の型を完成させるには、私はまだまだ修行中」と笑います。
「羽後町西馬音内盆踊り」は毎年8月16日〜18日の3日間。かがり火を囲み、夕方から夜更けまで舞われます。小林さんは昨年、4時間も踊り続けたそうです。「好きなのはお囃子の音。特に笛は自分でも吹こうと思ったぐらい」とうれしそうに話す小林さん。そこまで人を熱狂の渦に巻き込んでしまうのが、西馬音内盆踊りの魅力なのでしょう。
小林さんはほかにも、鮎釣り、山菜・きのこ取り、狩猟、スキー、登山、「歌声喫茶ともしび」で歌うなど多くの趣味をお持ちです。「まず始めてみて“おもしろい”と思えたら、そのシーズンは一生懸命やります。無理しない程度にね」と、1年を通した趣味のサイクルで元気に楽しく過ごしています。そして「横手は、これから冬の雪祭り『かまくら』の季節です。夏の送り盆祭りや、横手やきそばも楽しんでいただきたい」と、横手市のPRも忘れない小林さんです。
さてここで、もうひとつ宣伝です。小林さんは、いま全国で上映運動が進められている映画『いのちの山河 日本の青空2』にエキストラで出演しています。沢内村役場厚生課の職員役で3シーンほどの登場です。
「いい経験になりました。全国封切初日には西和賀町まで見に行ってポロポロ泣きました。秋田での上映はまだ空白状態で製作委員会にも働きかけているところです。素晴らしい映画なので、みなさん見てたんせぇ」と声に力を込めました。
▲これが小林さんの西馬音内盆踊り衣装。頭にかぶっているのが彦三頭巾で、踊る時は布を前におろし顔を隠します |
▲こちらは「横手盆踊り」を踊る小林さん。雰囲気が違います |

