2010年新年号 Vol.434

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地下2階には龍馬が所持していたピストルや姉・乙女にあてた手紙、海援隊約規が書かれた文書などが常設展示されています。逸品は龍馬の血痕が付着した掛軸と屏風でしょう。掛軸は龍馬の後ろに、屏風はともに暗殺された中岡慎太郎の横にあったもの。飛び散った血痕は53カ所におよび、生々しく、乱闘のすさまじさを物語っています。
地上2階はショップや年4回の企画展のほか、龍馬の生涯が時代や場面に応じてパネル展示されています。子ども用にやさしい言葉で解説したパネルも並べてあり、龍馬は子どもにもファンが多いことがうかがえます。龍馬と慎太郎が暗殺された現場である京都の醤油商「近江屋」の一室も復元されており、靴をぬいで上がることができます。館内の螺旋階段で屋上に出れば海を眺められます。また地下1階では、龍馬や維新関係の図書2000冊が自由に閲覧できます。
龍馬は慶応3(1867)年11月15日、宿としていた近江屋で暗殺されました。皮肉なことに、この日は龍馬33歳の誕生日でした。暗殺の黒幕は現在残されている資料では断定することができず、幕末最大のミステリーとも言われています。
武力倒幕を望まず平和的革命を起こそうという志半ばに倒れた龍馬。もしかしたら「これからの日本を頼むぜよ」と、遠い海の向こうから私たちを見ているかもしれません。
▲建物は「大海に乗り出す船」をイメージしてつくられました |
▲展示パネルには子ども向けに三択クイズ「龍馬が新婚旅行でお龍と食べたものは?(1)ホットケーキ(2)ドーナツ(3)カステラ」 |
ミュージアムメモ
| 所在地/ | 〒781−0262 高知市浦戸城山830番地 |
| 交通/ | 高知駅から県交通バス「桂浜」行き 「龍馬記念館前」下車徒歩1分 |
| 開館時間/ | 午前9時〜午後5時 |
| 休館日/ | 年中無休 |
| 入館料/ | 18歳以上500円、高校生以下無料 |
| 問い合わせ/ | 088−841−0001 |

