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自治体の仲間

 

2009年9月号 Vol.430

悠湯旅情
第112湯
澄んだ徳島を魅せる眉山(びざん) 徳島県徳島市
「ヤットサーヤットサー」と踊るのもやっとさー
 「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山 かけてこぐ舟とまり知らずも」と万葉集に詠まれた徳島県のシンボル・眉山。徳島自治労連書記局の窓からは、この眉山が眺められ、お盆が近づくと、あちこちで阿波おどりの練習が始まります。眉山は「阿波おどり会館」の5階から出ているロープウェーに乗れば約6分で頂上へ、天気が良ければ遠く淡路島や紀伊半島までも見渡せます。
 さて、この「阿波おどり会館」。名のとおり、阿波おどりの醍醐味を昼夜いつでも味わうことができます。2階の阿波おどりホールでは、「連」と呼ばれる阿波おどりのグループが専属で出演し、阿波おどりのピーアールにとりくんでいます。各公演の最後には、観客に一緒に踊ってもらう体験コーナーがあり、もっとも上手に踊れた人は徳島市観光協会から表彰されるというサプライズが楽しめます。
 徳島にはもうひとつ、国の重要無形文化財である伝統芸能・阿波人形浄瑠璃があります。義太夫節の浄瑠璃と太棹の三味線、3人遣いの人形の三者によって演じられる人形芝居で、徳島藩のお家騒動を描いた『傾城阿波(けいせいあわ)の鳴門(なると)』が有名。お鶴という娘の「父様(ととさま)の名は十郎兵衛、母様(かかさま)はお弓と申します」のセリフで、我が子とわかっても母娘の名乗りをせずに別れる名場面があります。この『傾城阿波の鳴門』ゆかりの場所が「徳島県立阿波十郎兵衛(あわのじゅうろうべえ)屋敷」。阿波人形浄瑠璃が毎日上演され、人形や頭(かしら)、衣装展示も充実しており、ガイドさんから人形の動かし方を教わることができます。
 お盆は終わりましたが、自治労連会館の最寄駅であるJR大塚駅の周辺でも、毎年8月末に「大塚阿波おどり」が開催されています。阿波おどりにかかれば徳島でも大塚でも、みんな人が変わったように情熱的になり、女性は艶っぽく、男性は勇ましく見えるから不思議です。「えらいやっちゃ」「ヤットサー」と踊り狂った後は温泉で汗を流してください。徳島ならJR徳島駅前の「天然温泉びざんの湯」が便利です。景観はいまひとつですが、ホテル最上階のため朝風呂が気持ちよく、おすすめです。


▲「女踊り」は襦袢・裾よけに網笠を深くかぶり、下駄でつま先立ちするように踊るのが特徴です
▲阿波十郎兵衛屋敷に展示されている牛若丸と弁慶の人形


温泉メモ
●天然温泉びざんの湯
所在地/ 〒770−0834
徳島県徳島市元町1−5−1
「ホテルサンルート徳島」11階
問い合わせ/ 088−653−8111

●阿波おどり会館
所在地/ 〒770−0904 徳島市新町橋2−20  
問い合わせ/ 088−611−1611

●徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
所在地/ 〒771−0114 徳島市川内町宮島本浦184  
問い合わせ/ 088−665−2202
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