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東京・墨田区職労 長野 美映(ながの みえ)さん
ブルブルっ!キタ〜っ!が釣りの醍醐味 |
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近年、釣り船の環境整備などで女性の釣り人口が増えています。長野さんは15年ほど前、家族と出かけたキャンプで釣りデビュー。「軽い気持ちで挑戦してみたら、なぜか私が一番多くニジマスを釣っちゃったの」と話します。魚がエサに食いついた瞬間の「ブルブル感」と「キターっ!という喜び」が忘れられず釣りを楽しむようになりました。
長野さんが好きなのは海に出る「船釣り」。向かう先は主に千葉県の大原港。朝5時ごろに出航し、お昼には帰航します。釣れた魚は家に帰ってから調理し、夕飯のおかずにします。「お店では切り身になって売っているから、子どもが珍しがるんです。背びれを見て『こんな形してるんだー』なんて驚いたり。おかげで私も子どもたちも舌が肥えてきました」
釣りをするようになってから魚のおろし方や調理方法など、教えてもらいながら勉強しました。「アラを煮たり唐揚げにしたり、なるべく捨てる部分のないようにしています。きれいに食べてあげることが、釣った魚への感謝の気持ちです」
釣りを続けていると自分専用の釣具をそろえたくなるもの。しかし、竿は釣る魚によって種類が変わり、リール、糸、エサなどキリがありません。組合の先輩釣りキチ・岩間教宣部長から中古を譲ってもらうなど、組合にも頼もしい釣り仲間がいます。「道具をいただいたり、港まで車に乗せてもらったり、大変お世話になっています。カワハギの竿だけは自分で買いましたが、いつか自分の道具をそろえたい。難しいからとなかなか連れて行ってもらえませんが、イカ釣りに挑戦することも夢です。そして自立した釣り師になりたい」と笑います。
岩間さんに言わせると「船酔いもしないし根性がある。でも短気かな」とズバリ。釣れないとイライラしてしまうそう。「だって生活(夕飯)がかかっているから『なんで私のところには来ないの?』ってへこんじゃう」と頭を垂れます。それでも「春から夏はイサキの季節。特に6月はツユイサキといってアブラがのっているんです」と俄然表情が明るくなりました。
「思うようにいかなくても、クサらず希望を捨てず、最後までがんばろう」という気持ちを大切に、魚と向き合っている長野さん。そのパワーで、大きな夢を釣り上げてください。
▲釣り上げたカワハギを手にする長野さん。12月〜2月頃のカワハギは肝が張っているため「キモパン」と呼びます |
▲隔週刊『つり情報』もチェック(ただし岩間さんのお下がり) |