トップ  >  自治体の仲間

自治体の仲間

 

2008年11月号 Vol.420

日本列島 おどろき・おもしろミュージアム
第84館
奈良市 なら奈良館
世界遺産のスケールを間近で体感
 平城宮跡や東大寺、唐招提寺など、貴重な文化遺産にふれることができる歴史の都・奈良。「なら奈良館」では、世界遺産に登録された奈良の文化財をはじめ、仏教建造物や仏教の世界などについて学び、親しむことができます。
 「なら奈良館」があるのは近鉄奈良駅ビル内。4階で受付し、順路は5階から。文化財のパネル展示や平城京の復元模型、奈良時代の建築などが楽しめます。一段と目を引くのが東大寺の大仏様の左手実物大模型。大仏様の坐高は約15メートル、顔がタテ・ヨコそれぞれ約5メートル、手のひらは約2.5メートルあります。実際には大仏殿で見上げることしかできない左手を間近で見てみると、そのスケールの大きさに驚きます。前には「手のひらに上がる時は靴を脱いでください」という立て札。ということは上がっていいのかなと思いつつ、恐れ多くてできません。しかし、大仏様の手の上に乗るという体験ができるのも、この「なら奈良館」ならではのことです。
 4階では、興福寺仏頭と新薬師寺十二神将の実物大レプリカが圧倒的な存在感を放っています。薬師如来を守護する12武神が、円形の台座をぐるりと取り囲むように配置されており、それぞれが個性のある容姿で迎えてくれます。中でも国宝の伐折羅(ばさら)大将は髪が逆立ち、目と口をくわっと開いた表情で、ライトアップされるとかなりの迫力です。
 「なら奈良館」は、奈良の社寺をめぐりたい人、世界遺産を勉強したい人などが「古都奈良」の入口として気軽に楽しめます。駅ビル内にあることで、時間がない時にも助かります。団体で事前に予約を入れれば、天平風の衣装をつけたガイドさんが館内を案内してくれます。


▲大仏さまの手は中指だけで1メートルあります
▲見るからに強そうな新薬師寺十二神将


ミュージアムメモ
所在地/ 〒630−8215
奈良市東向中町28番地近鉄奈良駅ビル4・5階
交通/ 近鉄奈良駅ビルのエスカレータで4階へ
開館時間/ 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日/ 年中無休 年末年始12月29日〜1月3日のみ休館
入場料/ 一般個人300円、一般団体240円、高校生個人200円(土曜日のみ無料)、小中学生は無料
問い合わせ/ 電話0742−22−7070

プリンタ用画面