第100湯 |
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ニッコウキスゲの霧ヶ峰高原 長野県諏訪市
日本百名山の車山(くるまやま)はクルマの山
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霧ヶ峰高原は、主峰の車山(1925メートル)を中心として標高1500〜1900メートル、東西10キロメートル・南北15キロメートルに広がる緩やかな地形で、大部分は草原です。もともとは火山群で約140万年前に噴火し、大爆発により、火口から山頂の部分が吹き飛ばされて現在の霧ヶ峰高原になったと考えられています。なだらかな稜線の美しさは、植物の豊かさとともに霧ヶ峰の魅力のひとつとなっています。7月中旬から8月にはニッコウキスゲが高原を黄色一色に染めていきます。
国道152号線から白樺湖に入り、ビーナスラインを走ります。朝の8時というのに、車山高原のホテルとリフト乗り場を過ぎたあたりから、車が混み合ってきます。見通しのいい場所にでると、車がまさに数珠つなぎの大渋滞に。
標高1825メートル日本百名山のひとつ車山頂上には、巨大な気象レーダーのドームが宇宙基地のように立っていました。霧ヶ峰高原が見渡せます。車山山頂から八島湿原に向かいます。ゆるやかな高原は、日差しはきついですが、ときどき体をふきぬける風が冷たく気持ちいい。どこかの電気メーカーのエアコンに名がつくだけのことはあります。紫色のアザミも目を楽しませてくれます。旅行社のツアーや小学生の集団登山などで登山道も渋滞ぎみ。霧ヶ峰のメインは八島湿原。湿原の中の木道にすがすがしい風が吹き渡っていました。このあたりは、すぐ近くにビーナスラインが走っているため、マイカー族がハイキングの道にまで押し寄せていました。
霧ヶ峰はその名のとおり霧が多い地域で、年間298日が霧とも言われています。年間を通して南よりの風が圧倒的に多いので、これが上昇気流を生み、霧を発生しやすくしているといわれています。山岳を舞台にした作家として有名な新田次郎に、この霧ヶ峰を舞台にした『霧の子孫たち』があります。1960年代の霧ヶ峰高原の有料道路開発と自然保護問題をテーマにした作品です。
帰りに寄った温泉は諏訪市の「片倉館」。大正から昭和の初期に製糸業で栄えた諏訪の片倉財閥が、地域住民の厚生と社交の場として1928年(昭和3)に建築。瀟洒な建物に、ステンドグラスや彫刻などの装飾も見事です。千人風呂とよばれる大理石造りの豪華な大浴場は、1.1メートルもの深さがあり、底に敷かれた玉砂利が心地よく足裏を刺激します。
▲さわやかな風が気持ちいい八島湿原 |
▲ニッコウキスゲの咲く霧ヶ峰高原 |
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温泉メモ
●上諏訪温泉「片倉館」
| 所在地/ |
長野県諏訪市湖岸通り4−1−9 |
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| 問い合わせ/ |
電話0266−52−0604 |
| 交通/ |
JR中央線上諏訪駅下車徒歩5分 |
| 泉質/ |
単純温泉 |
| 効能/ |
神経痛、筋肉通、関節痛など |
| 入浴料/ |
500円 |
| 営業時間/ |
午前10時〜午後9時 |
| 休業日/ |
第2・第4火曜日 |