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自治労連機関紙

自治体の仲間

 

2008年5月号 Vol.414

My Way My Life
(98)
山口・防府市職労 片山 広明さん
乗って走って気持ちいい 自転車は「生涯スポーツ」
 
 片山さんは昨年4月、「多くの仲間と楽しく自転車に乗れたら」という思いから防府市役所で自転車競技部同好会を創部し、部長をつとめています。「街道を走るロードレーサー、山を走るマウンテンバイクに乗っていくうちに、競輪場のバンク(競走路)を走りたくなって。自転車仲間を通じて『自転車競技愛好会』に登録し、初めてバンクに入ることができました」
 片山さんが練習の拠点にしている「防府競輪場」のバンクは周長333メートル。最高で時速60キロほどの速さで、34度に傾斜した路面を走り抜けます。ゆるい角度のようですが、実際に走ってみるとかなりの傾斜です。速度を出すためのコツをお聞きすると、「ペダルを早く回せばいいと思うでしょう?でも違うんです。サドルやハンドルの位置、どういうこぎ方をするかなどで変わります。走りを重ねることでしかわかりません」と厳しい答えが返ってきました。
 平日1日と週末の練習を欠かさない片山さんですが、2011年の山口国体自転車競技種目への協力や、防府市で自転車競技やサイクリングイベントができる基盤づくり、そして自転車仲間を増やすことも大きな目標です。「自転車に興味のある人はいても、競輪場で行うトラック競技の場合、愛好会への登録がないと走ることができないので、外から見るだけしかできません。バンクの開放などきっかけをつくり、まず乗ってもらって何かを感じてもらいたい」と語ります。また「生涯スポーツ」としての自転車のアピールにも力を入れています。「自転車なら膝に負担がかかりにくいし、力を抜いてこぐのをやめても自然に転がっていきます。歩く時よりも少しだけ早く流れていく景色が美しいし、体で感じる風には季節の香りがして気持ちがいい。やり方しだいで長くやっていけるスポーツです」
 最近うれしかったことは、小学六年生の息子・雄介君が、1月の競輪祭(北九州メディアドーム開催)で「ちゃりんこグランプリレース」に出場し、優勝したこと。「将来は競輪選手に?」というマスコミのインタビューに「まだわかりません」と雄介君。「そういう時は『はい』って言うものなのに、わかってない!」とデレデレの片山さん。親子でロードレースに出場するという夢がかなう日は近いかも。


▲防府競輪場にて「バンクを走れることがとにかくうれしい」と笑顔の片山さん
▲34度傾斜のバンクを駆け抜ける片山さん(左)


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