2008年2月号 Vol.411

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大宮駅から新しい都市交通のニューシャトルで一駅、その名のとおりの「鉄道博物館」駅です。この博物館のメインとなるのがヒストリーゾーン。館のメイン展示であり、全体の約半分のスペースを占めています。ここでは、日本の鉄道がスタートした明治時代初期から現代までの鉄道技術や鉄道システムの変遷・歴史をそれぞれの時期・テーマごとに紹介しています。1872年に日本最初の新橋―横浜間を走った1号機関車(1871年イギリス製、7・4メートル)をはじめ、35両の実物車両の展示を中心に、当時の貴重な資料や実物車両を縮小して作った精巧な模型などを展示しています。さらに、各エリアごとに、その時代の鉄道の様子がより実感できるように、当時の鉄道風景を資料や写真をもとに再現した「情景再現」という展示演出をおこなっています。
中央に展示されている蒸気機関車「C57」は、ターンテーブルという車両の方向転換などで使われる仕組みの上に設置されており、このターンテーブルが実際に動作する姿を見ることができます。ガラス張りの長い展示コーナーには、天皇や皇族を乗せる歴代の御料車6両が展示されています。現在の天皇用の車両について学芸員に聞くと「現在はE655系ですが、在来線を利用するタイプで、実際に乗られた実績はない。同じ系式の車両が数両あってこれは一般にも団体貸切用として利用できます」との回答でした。
また、2階のヒストリーゾーンは、旧交通博物館同様吹き抜けになっており、展示されている列車を上から眺めることもできるようになっているほか、鉄道の歴史のパネル&資料展示なども行なわれています。
「鉄博ホール」は、通常は、鉄道博物館が収蔵する映像・ビデオなどを上映するためのスペースで、特別な企画や催し物などがあった場合にも使用します。180人を収容することができ、大型スクリーンによる迫力ある映像を体験できます。
2階では、2月25日まで、開館記念の特別企画展『新幹線の挑戦〜より速くより快適に〜』を開催中です。東海道新幹線の開業以来43年を経て、各地に路線を伸ばし日本経済を支える大動脈に成長した新幹線のあゆみと日本社会の変化を展示しています。また、これから後の高速化や路線の延伸、安全へのとりくみなどを紹介しています。
最上階はパノラマデッキで、地上25メートルの高さから、すぐ横を走る新幹線やJR在来線、ニューシャトルが一望できます。
▲日本最初の1号蒸気機関車 |
▲人気の模型ジオラマは日本最大です |
ミュージアムメモ
| 所在地/ | 〒330-0852 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目47番 |
| 入館料/ | 一般1000円、小・中・高校生500円、幼児200円 |
| 開館時間/ | 10時〜18時 |
| 休館日/ | 毎週火曜日および年末年始(12月29日〜1月2日) |
| 交通/ | JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館駅」下車、徒歩1分 |
| 問い合わせ/ | 電話048−651−0088 |

