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自治体の仲間

 

2006年12月号 Vol.397

シリーズ たたかってこそ明日がある
(69)
支援共闘会議づくりもすすむ 山口・かじみつ労組
組合員の不当解雇に毅然とたたかう
 社会福祉法人季朋会「員光園かじみつえん」(下関市員光)は、「かじみつ福祉労組」の堀慧けい子こさんを10月末で一方的に雇い止め(解雇)をしました。いま堀さんは「裁判闘争で解雇撤回に向けてたたかいたい」と、山口自治労連顧問弁護団と訴訟の準備を行っています。
 堀さんは昨年3月の組合を結成した時からの組合員です。今年7月にかじみつ労組が山口県労働委員会に不当労働行為の救済申立を行い、その証人になり、臨時大会で執行委員となりました。ところが園は、証人(陳述書を提出)になったことを逆恨みし、10月5日、本人を呼び出し「陳述書に印鑑を押した人はいらない。組合を辞めたら考えても良い」とパワハラを行いました。
 園は、労組結成後に安立委員長を出先施設に配転、川満書記長には襟首をつかんで脱退強要を行うなど、とにかく不当労働行為のオンパレードで、過半数いた組合員がいまは半減しています。大半の組合員(役員)は園側の圧力に耐えきれず、組合脱退を余儀なくされ、なかには組合役員をやめたり、職場を去る人がでるなどの、非民主的な職場となっています。
 園は堀さんにも脱退強要ができると信じていたに違いありません。ところが、堀さんは「他の人たちは自動更新しているのに、私だけが10月末で契約期間が満了するから雇い止めになるというのは納得できない」「裁判で不当な解雇を問いたい」と園の攻撃に屈服しませんでした。園の圧力にまけない委員長、書記長に加え、新たに堀さんまでが毅然とたたかう事を決意したことは、員光園の最大の誤算だったといえます。
 常務理事は「役員一人ひとりつぶす」と公言し、その取り巻き管理職も組合員に対する「差別発言」を乱発する中で、組合役員は降りたけれど「組合は辞めない」という職員も多くいます。職場では「堀さんを支援しよう」と自発的にカンパ活動も始まっています。「絶対負けたくない」という堀さんの姿勢は、かじみつ労組はもちろん、山口自治労連の各単組をも励ましています。
 今後、県労委での救済命令と、山口地裁での解雇無効判決を勝ち取るために、かじみつ労組の支援共闘会議(仮称)を結成する予定です。全国のみなさんのご支援をお願いします。


▲左から二人目が堀さん
 
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