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自治体の仲間

 

2006年11月号 Vol.396

悠湯旅情
第81湯
大阪市生野区 日本一のコリアタウンを歩く
キムチ、チジミ、焼肉、チマチョゴリ
朝鮮半島の文化ただよう街
 テレビドラマ「冬のソナタ」に始まる「韓流ブーム」。少し落ち着いたものの、映画や音楽など文化面での日韓交流は広く、深く、すすんでいます。「韓流」といえば、日本最大の在日韓国・朝鮮人のまちが大阪市生野区です。
 大阪市生野区は人口13万人、その4分の1にあたる3万5000人が、在日韓国・朝鮮人が占めているコリアの町です。もともと大阪は、古代から朝鮮半島との交流がさかんで、百済、高麗、など渡来人の集落にゆかりの地名が多く残っています。
 生野区の北東の端にJR大阪環状線の鶴橋駅があります。電車が駅に入ると、もう、おいしそうな焼肉のニオイがただよってきます。環境庁の「日本のニオイ百選」に選ばれたほどの全国屈指の「ニオイ」です。高架の駅から改札をでて地上にでると、鶴橋国際商店街。狭い商店街ですが、焼肉をはじめとした飲食店、朝鮮の食材と、衣服、雑貨の店がひしめきあっています。商店街を抜けて、東に10分ほど歩くと、御幸森神社。仁徳天皇が鷹狩で御幸した故事にちなんだ名前からして歴史を感じさせます。神社に沿ってあるくと「百済門」と大きく書かれた門がありました。コリアタウンの入り口です。東西500メートルにわたって、キムチ、チジミ、豚足など朝鮮半島の文化、食材、生活用品があふれ、昨今の韓流ブームにも乗って、今やちょっとした観光地です。コリアタウンの真ん中あたりに、交流施設「異文化交流の家」もあり、民具・民芸品もあり、定期的に美術展も開催されています。食べて、飲んで、目に触れてコリアタウンを満喫したあとは、一風呂いかが。
 生野区は大阪の下町。今なお銭湯が多く残っている地域としても、よく知られています。戦災が比較的少なく、内風呂のない住宅密集地が多く残ったことが要因といわれています。そうした銭湯の中でも、建物が1998(平成10)年10月、登録有形文化財に指定されているユニークな銭湯が「源ヶ橋温泉」。コリアタウンから徒歩15分。屋根に「入浴の自由の女神」の彫刻が立つ珍しい銭湯です。


 


温泉メモ
●源ヶ橋温泉
所在地/ 大阪市生野区林寺1−5−33
屋根に立つ自由の女神
交通/ JR大阪環状線寺田町駅下車徒歩10分
泉質/ アルカリ性単純温泉
効能/ 慢性リウマチ、神経症、腰痛、皮膚病、
日帰り温泉「湯原の湯」
定休日/ 月曜日
営業時間/ 15時〜1時
入浴料/ 大人350円、中人130円、小人60円、
洗髪10円
風呂の種類/ 薬風呂、電気風呂、水風呂、超音波気
泡風呂、スチームサウナ
問い合わせ/ 06−6731−4843

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