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滋賀県職 太田 晶子さん
音の塊を聴けば元気がモコモコわいてくる |
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クラリネットには10近い種類があることをご存知でしたか。調によってソプラノ、アルト、バスなどに分かれるのです。太田さんが吹いているのは「べー(B♭)クラ」と呼ばれる、シのフラット(♭)を基調とするソプラノクラリネット。クラリネットの中では一番一般的なものです。太田さんは「大津シンフォニックバンド」(通称OSB)という、滋賀県大津市を中心に活動するアマチュア吹奏楽団に在籍して6年になります。吹奏楽との出会いは中学時代、友人に誘われて入った部活動がきっかけです。しかし高校まではアルトサックスの担当でした。大学の吹奏楽団に入り、編成の調整でクラリネットへの転向を団から言い渡され「泣いて『いややー!』と抵抗しました。でも考えて、吹奏楽が続けられるならいいやと思いなおしたんです。そうしたらどんどんクラリネットにはまっていきました」
「大津シンフォニックバンド」は1979年に創団、約80人の編成で、ここ3年連続で全国大会に出場するほどの実力を持っています。毎年、春と冬に定期演奏会を開催するほか、依頼を受けて学校への演奏などにも出向きます。パートリーダーや団の理事も務め、演奏会が近づくと日曜日は昼から夜まで練習、休みはありません。
普段は県の湖北地域振興局の森林整備課に勤務し、森林病害虫獣の防除に携わっている太田さん。「忙しい仕事があけてボーッとしていても、練習会場で音の塊を聴くと元気がモコモコわいてきて、めっちゃ元気になって帰ってきます」。それでも悩むのは、指がまわらない時や思うように音が鳴らない時だと言います。「正しい姿勢でよいブレスをとる。それがいい音を出すための基本だと思っています。でも演奏する時以外はダラーッとしていますよー」と笑います。ところで、太田さんをここまではまらせた友人はとうに吹奏楽をやめてしまっているそうです。「『まだやってんのー』なんて笑われますが、『あの時すすめてくれておおきに』という思いでいます。今のバンドでいい音楽を演奏し続けることが夢です。それと、健康でいること」。いつも頭の中で歌っているような明るい太田さん、これからも「よりいい音」をめざします。
冬の定期演奏会詳細も見られるOSBのHPはこちら
http://www.osb.jp/