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自治体の仲間

 

2006年8月号 Vol.393

ドキドキ世界見たまま
第78景
韓国・春川(チュンチョン)
山口・防府市職労 杉原 和恵さん
バドミントンが織り成す姉妹都市
――美しき湖畔の街、春川――
 首都ソウルを流れる漢江(ハンガン)沿いに上流へ、車で遡ること2時間半(ただし相当カッ飛ばす。大陸は広い…)で、江原道の道庁所在地、春川(チュンチョン)市に到着。ご存知韓流ドラマ「冬のソナタ」のロケ地として、盆地の湖畔に開けた美しい風景が、日本でもすっかり有名になりました。
 春川市とわが防府市とのお付き合いは古く、防府読売マラソン大会に韓国選手を招待したことが縁で1975年に体育協会が姉妹提携したのが始まり。その後文化芸術などの分野も加わって民間レベルで息の長い交流を続け、1991年に本格的に市としての姉妹提携に至りました。
 陸上競技大会をはじめ、他の競技交流も盛んです。不肖わたくし、バドミントン交流選手団の一員として、6月26〜29日、春川市に遠征して参りました。すごい私って世界レベル…な訳ないでショ、そこは民間交流、43歳の私が最年少という熟女のご一行様。つまりバドミントンを愛する日韓の主婦たちが、国境を超えてダブルスを組み練習や試合をする、という楽しいもの。体育館は笑顔でいっぱいです。
 春川市バドミントン協会の方々の献身的なお世話はもちろんのこと、選手が自宅で手製の朝食をご馳走してくれるのも、主婦ならでは。韓国にお嫁にきたという日本人通訳さんがその料理を解説してくれる視点も、主婦ならでは。コチュジャン(辛味噌)の日本人好みのアレンジ法(酢と砂糖をブレンドする)など、生活に根ざした知識をいっぱい貰い、パック旅行では味わえない民間交流の醍醐味を満喫しました。覚えた韓国語は「いただきます」「ごちそう様」「美味しい」「満腹」。え?バドミントンの方はって?そう言えば、バドミントンしに行ったんだっけ…。
 最後にひとつ。買い物に連れて行ってもらった下町の市場で、国際問題に直面。「日本人は嫌いだから売らない」という店があったのです。覚悟はして行ったのですが、通訳さんが「韓日親善交流で来てる人たちだから」と親身にとりなしてくれてもダメでした。「悪い人じゃないんですよ」と店の人をかばう通訳さん。その言葉に、日々ここで暮らしている彼女のような普通の日本人の人たちこそが、本当の《交流》を担っているのだと痛感しました。
 来年は、春川の面々を防府市へお招きする番。お互いが「また会いたい」と思い合う、そんな交流になるよう、努めるつもりです。


▲春川市役所を表敬訪問。防府市が贈った「友情」の記念碑の前で
「冬ソナ」ロケ地の春川明洞。
普通の商店街でした。左下が私です
     


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