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特攻艇「震洋」、「海龍」格納壕跡
静岡県下田市
愚かな戦争と「人間兵器」の歴史 |
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伊豆半島南端、古くからの港町下田。穏やかな湾内の遊歩道沿いに、特攻艇「震洋」、「海龍」の格納壕が残っています。
「本土決戦」が準備されていた昭和20年3月、海軍藤沢航空隊が、特別年少兵(当時14歳)、二百数十名を動員、特攻艇「震洋」、「海龍」の格納壕築造に従事させました。
「震洋」とは、艇首に250kgの爆薬を搭載し、上陸しようとする敵艦に体当たりするベニヤ板造の1人乗りモーターボート。「海龍」は600kgの爆薬と2本の魚雷を装備した2人乗り小型特殊潜航艇。しかし、終戦を迎え実戦に参加することなく、戦後、米軍の手によって、海中投棄されました。
1999年9月、下田港沖防波堤建設工事にともない、海中投棄された海龍1隻が発見され、2001年10月、当時の元少年兵らが、海龍格納壕跡に「悠久の平和」碑を建立。愚かな戦争と「人間兵器」の歴史は、永遠に語り継ぎたい。
平和・戦跡のミュージアムメモ
●特攻艇「震洋」、「海龍」格納壕跡
| 所在地/ |
静岡県下田市柿崎。
遊歩道「ハリスの小路」沿いに
「海龍」格納壕跡と「悠久の平和」
碑はあります。 |

▲「悠久の平和」碑、奥は格納壕跡 |
| 交通/ |
伊豆急行線伊豆急下田駅より伊豆
下田バス須崎方面行7分、
腰越より徒歩1分。駐車場なし。
なお、呉市海事歴史科学館
(大和ミュージアム)には、
1978年、熱海市網代沖より
引き揚げられた「海龍」が
展示されています。 |