2005年11月号 Vol.384

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近年でこそ「よしもと」に代表される上方演芸ですが、その歴史は相当古くから引き継がれてきました。大阪中心部の繁華街・ミナミの千日前。その一角のビルの中に「ワッハ上方」(大阪府立演芸資料館)があります。1996年11月15日にオープンしました。まわりには吉本興業の劇場や施設が並んでいます。ビルの4階から7階が資料館で、落語、漫才、浪曲、講談、奇術など、まさに上方演芸に関する資料を収集・展示しています。
上方演芸を後世に引き継ぐとともに新しい上方演芸を創造するユニークな文化施設をめざしています。
オリジナルの立体映像で紹介するシアター「上方亭」が人気です。土曜・日曜は漫才や落語が楽しめる上方ライブも。「お笑い写真館」では好みのタレントとの合成写真を撮ることができます。ライブラリーでは、名人たちの芸が収録されたナマの映像や音声も楽しめます。展示室の一角にある「殿堂ギャラリー」が圧巻です。上方演芸の発展と振興に尽くし大きな役割を果たした芸人や関係者をたたえるコーナーで、似顔絵イラストと実物大人形を展示し、その名人芸を紹介しています。これまで、初代桂春団治、五代目笑福亭松鶴、中田ダイマル・ラケット、西川きよし・横山やすしなどの名人がこの殿堂入り。今年度は漫才の夢路いとし、喜味こいしが殿堂入りを果たしました。
307人収容の演芸ホール、レッスンルームもあります。平日の館内では生徒の姿をよく見かけます。中学生や高校生の校外学習にもよく利用されているようです。1日いても時間を忘れるようです。おみやげやグッズを販売している「上方演芸笑店」では昔なつかしい三輪乗用車のダイハツ・ミゼットがありました。
ミュージアムメモ
| 所在地/ | 〒542−0075大阪市中央区難波千日前12−7yesnambaビル4階〜7階 |
| 電話/ | 06−6631−0884 |
| 交通/ | 地下鉄、近鉄、南海の各難波駅から5分 |
| 開館時間/ | 11時〜19時 |
| 休館日/ | 水曜日・年末年始 |
| 入館料/ | 一般400円、高・大学生250円、小・中学生120円 |

