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自治体の仲間

 

2005年11月号 Vol.384

ドキドキ世界見たまま
第70景
東京・品川区職労
保科 正子さん
中国を身近に感じたい
蘇州・杭州を訪ねて
▲蘇州の運河

▲烏鎮(ウーチン)の船着場

  夕方、上海の浦東(プートン)国際空港につき、高速道路で蘇州に入りました。夜店の屋台に人が集まり、にぎやかに喋り合っている姿に、まだ少し前の中国の雰囲気が感じられました。
  今回の旅では、より中国の人を身近に感じたく、外国の観光客用のホテルでなく、中国の旅行者も泊まるホテルにしてみました。ここは、中庭というのか、大きな池の周りに建物があり、大きな石で仙人の居そうな山も配してありました。蘇州は水の街、運河の街。駅の近くから船に乗り込みました。路上の眺めとは一味違います。家々からは川に向かって段々があり、洗濯をする人、魚を洗いさばく人、また、おまるから…ポトン…ふーん今もなんだ…。
  いくつも橋をくぐっていくと、水と接する様子や水辺の柳等々、異国情緒が深まっていきました。着いた所が有名な寒山寺です。漢詩の石碑がありました。その近くに4大庭園の一つの留園が、外から見ると何の装飾もないのですが門をくぐり中に入ると別世界。四季を装ったそれぞれの庭園が続きました。地上から天の雲まで表現する石も見事としか表現できません。
  次に烏鎮という昔のままの街が保存されている所にいきました。入場券を買い中に入ると、町並みがそのままに、少し手を加えた状態でありました。おみやげ物屋さんも雰囲気を崩さないような造りです。石畳のすりへった橋を渡って自由にあちらこちら歩いていると、一般の街につながっていました。保存地区に指定されると、建物も人もそっくり保存されるそうでした。入場料を払わなくても入れるというか一般居住区域の一部に入場門をつけたのか、日本では考えられない構造でした。これが大陸的な考え方なのでしょうか。
  杭州に入ると市内に日本語の看板が多く目につきます。居酒屋もありました。日本の古い歓楽街のように見えました。ビジネスマンが多く生活しているそうです。ここには24時間営業のスーパーがありました。「全天」が24時間営業の意味です。観光客相手でないのでとっても面白いですよ。5元の焼酎〜何百元以上のお酒もあり(1元は約14・5円)、普通の暮らしがわかります。最後に有名な西湖。広くて遠くが霞み、春ならば柳の揺れるさまに、西施の姿を思い浮かべられるようでした。56の少数民族が住む中国、漢族が中心のところでも本当にさまざまです。どこを訪れても十分に楽しめます。頭の良い押し売りに注意が必要ですが…。



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