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読者のみなさん、「ペタンク競技」をご存じですか。1980年代以降、これまでになかった新しいスポーツや競技、ゲームがたくさん日本にも紹介されてきました。「ペタンク競技」もそのひとつ。冬季オリンピックの種目であるカーリングに似ています。氷が土に変わっていますが…。目標物に鉄のボールを投げて、相手より接近させる、または相手のボールを跳ねとばしたりして得点を競います。
ペタンクの特徴は、どこでもほんの少しのスペースがあれば気軽にプレーができることです。実際のゲームでは、たった一球で形勢が逆転したり、また大量得点に結びつくおもしろさがあります。
自治体の職場で、このペタンクにハマって楽しんでいるグループがあります。京都府の福知山総合庁舎にある中丹土木事務所ではたらく仲間です。職場にペタンクが広がったきっかけは、職場の仲間の一人がペタンク協会会員だったことです。昼休みにボールを持って練習している姿をみて「何をやってるの?」と興味本位の仲間が集まってきたのです。クラブのチーム名は「どんぐり」。「実力が『どんぐりの背くらべ』からつけました」と笑うクラブの会長の青木供慶さん。「けっこう集中力も必要ですね。チームワークが一番大切です。単純、簡単、体力がなくても大丈夫。ちょっとだけ頭をつかう、この手軽さがいいんです」と強調します。「ピンチやチャンスでどう対処するか。作戦どおりにうまくいったときの『やったぁ!』という爽快感がたまりません」と、永田和夫さん。2人とも府職労現業協議会の役員をつとめています。
昼休みになると、庁舎の裏の広場に仲間が集まってきました。女性もいます。それぞれ自由に楽しんでいます。これまで、京都知事杯は5回出場し、優勝したことも。2003年、2004年には京都代表として全国大会にも参加した実績をもっています。いまクラブの会員は20人。10月に行なわれている大会に数チームの出場をめざして、今日も猛練習に励んでいます。
ペタンク競技
1910年、発祥地は南フランスの港町ラ・シオタ。ボールの投球動作がピエタンケ(両足をそろえる)ことからペタンクの名前がついたといいます。フランスの競技人口約500万人。50万人のライセンス取得者が大会に参加しています。日本では1983年に日本ペタンク協会が設立。1986年第1回日本ペタンク選手権大会開催。現在、47都道府県150市町村に協会支部があるといいます。興味のある人は日本ペタンク協会のホームページを見てください。