トップ  >  自治体の仲間

自治体の仲間

 

2005年10月号 Vol.383

ドキドキ世界見たまま
第69景
東京・文京区職労
長沼 眞理子さん
ドイツ・オーストリア
ドイツ・オーストリア ロマンチック街道
昔の伝統を残す やさしさ満喫の旅
▲ザルツブルク城から見た街並み(オーストリア)

▲ノイシュバインシュタイン城(ドイツ)

 以前よりあこがれていた東欧に、2人の娘と夏休みを利用して11日間のツアー旅行に参加しました。「ドイツ・オーストリア・ロマンチック街道」はやさしさ満喫の旅でした。
  はじめてのドイツ観光はライン川下りでした。出発地、リューデスハイムは、かわいい看板が立ち並ぶ小さな街でした。ゆっくり流れるライン川から、丘に建つ古城やローレライを眺めながらゆったりしたひと時を過ごしました。
  ローデンブルグでは、城塞に囲まれた旧市街地の宿泊でした。城塞は今も使用され、そこから見える通りは、昔作られたものが大事に残されているのがとても魅力的でした。車窓からは広々としたぶどう畑やのどかな牧場風景が続きます。
  4日目は、旅のクライマックスでもあるノイシュバインシュタイン城へ行きました。森に囲まれ、絵に描いたような古城は、おとぎ話に出てくるような華やかさはありませんでしたが、美しく、静かに佇んでいました。
  オーストリアのザルツブルクでの、シャーフベルク山、サウンド・オブ・ミュージックの舞台となったザルツカンマーグートは、大雨で残念でしたが、世界遺産であるハルシュタットでは、落ちる雨の中でも絵葉書のようにきれいでした。市内観光では、モーツアルトの生家やザルツブルク城でのコンサートなど、音楽の中心地に来た気持ちになりました。ウィーンにあるハプスブルグ家のシェーンブルン宮殿や、王室美術館では、漫画『ベルサイユの薔薇』を思わせる栄華を感じ取ることができました。
  最終日は、ベルヴェデーレ宮殿のクレムトの美術鑑賞やトラムでの市内見学、お買い物、とゆっくり旅の終わりを楽しむことができました。
  今回の旅では特に刺激的なものありませんでしたが、どこか不便さが感じる中にも昔の伝統を残し、やさしく生きる文化を国民全体が大事にし、そして、生活していることに感銘を受けました。
  考えなければ流されてしまう日本のこの雑踏の中、さらに、これから迎える老後の生活の中に、やさしく生きる文化を少しでも取り入れて暮らしていきたいと思いました。



プリンタ用画面