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自治体の仲間

 

2005年7月号 vol.380

ドキドキ世界見たまま
第66景
北秋田市職労
米澤 潤さん
ヨーロッパ演奏旅行(弘前バッハアンサンブル)
私はアマチュアホルン吹き
欧州各地を公演ツアー
▲ウィーン楽友協会前で

▲聖ゲオルゲン教会でのリハーサル

 私はアマチュアホルン吹き。弘前バッハアンサンブルに所属。ヨーロッパ公演に参加し、欧州各地のホールや美術館、教会を巡ってきた。

<墺・ウィーン> ニューイヤーコンサートで有名な楽友協会ホールで、ウィーン・フィルを聴く。バレンボイム指揮で、ベートーヴェンの英雄他。素晴らしい。弘前バッハの本番もここ楽友教会で「ミサ曲ロ短調」。聴衆は1000人を超え、用意したプログラムが足りなくなる。「レオポルド美術館」には「クリムト」と「シーレ」、世紀末ウィーンの混沌が凝縮されている。

< 独・アイゼナハ>バッハの生誕地で落ち着いた美しい街。会場の「ゲオルゲン教会」は800年の歴史。「カンタータ40番」他、次第に拍手が大きくなり、最後には全員総立ち。

<独・ライプチヒ>バッハが最盛期を過ごした「聖トマス教会」。墓もここにあり、まさに聖地。オルガンの演奏は、天井から降りそそぐような荘厳さ。

<伊・ローマ>バチカンへ。ヨハネ・パウロ二世の逝去を悼む数万人の人出。サンピエトロ寺院の巨大さに圧倒される。演奏会場のイナニュツィオ教会も巨大。天井高は50メートル。気持ちよく「ロ短調ミサ」のソロを吹く。ここでもスタンディングオベーション。

<西・グラナダ>「マニュエル・デ・ファリャ・ホール」は高台にあり、グラナダが一望できる。終演後、穴蔵のような酒場でフラメンコ鑑賞。ギターも歌も素晴らしく、飽きることがない。

<西・マドリッド>「トレド美術館」へ。ゴヤ作品を時代毎に鑑賞できるのはうれしい。「ソフィア美術館」の目玉はピカソの「ゲルニカ」。ミロの作品も。

<仏・パリ>「オルセー美術館」には、モネ、セザンヌ、ルノワール、ドガ、ゴッホなど近現代の名作多数。「ピカソ美術館」では、生前ピカソが手放さなかったという作品を多く展示。演奏会場の「ユスターシャ教会」では、バッハ作品のオルガンコンサート。小さな教会で、バッハの無伴奏チェロ組曲を聴く。室内楽にはちょうどいい。別の大きな教会へ、ベルディとモーツァルトのレクイエムを聴く。また涙腺が緩む。

  光と匂いは現地へ行かなければわからない。ホールや教会の響きも。貴重な体験をした。またいつか出かけたいものだ。



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