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自治体の仲間

 

2005年6月号 vol.379

悠湯旅情
第65湯
香川県 こんぴらさんと白鳥温泉
屋島は源平合戦ゆかりの地
▲金刀比羅宮の本殿

 讃岐の玄関口は高松市。県都の高松で、名勝・栗林公園を散策しました。広大な日本庭園の中でのひとときは、まさに都会のオアシス。東屋で抹茶をすすりながら畳に足を投げ出すと別天地です。
  高松市の端にあるのが源平合戦で知られる「屋島」です。落ち延びた平家を追って源氏がこの地で平氏を追い詰めました。弓の達人・那須与一の「扇の的」の逸話もこの戦いのときでした。屋島といっても島ではありません。海にとび出した平原状の陸地で瀬戸の海上から見ると、きれいな台形をしています。
  高松から西へ行くと、琴平市。「讃岐のこんぴらさん」で有名な金刀比羅宮があります。参道の下から本宮の社殿まで785段の階段が続いています。階段の両側はみやげ物店がズラリと並んでいます。294段目で標示の石柱が。「本殿まであと491段」にためいきも。もともと海洋の守護神のため、社には海洋関係の石碑やモニュメント、奉納品がたくさんあります。なぜかスペースシャトルの宇宙飛行士の奉納額もありました。映画やドラマでおなじみの「森の石松」の「こんぴら参り」もこの神社へのお参りが目的でした。社の裏に、日本最古の芝居小屋といわれる国指定の重要文化財「金丸座」がありました。1835年創建で、今も年に1回、歌舞伎俳優の中村吉右衛門らが本格歌舞伎を公演しています。
  高松からさらに東へ行くと、東かがわ市です。昨今の市町村合併で誕生した新しい自治体です。合併する以前の5町村のひとつ白鳥町にあるのが白鳥温泉です。明治9年に発見され当初は樫木温泉と呼ばれていましたが、昭和54年に町が福祉センター「白鳥温泉」としてオープンしました。地域の住民の憩いの場所でもあり、山間の温泉保養センターの赴きです。低料金で湯治目当ての人もいて、数日間をこの温泉で過ごすとのこと。湯は無色透明でちょっと熱めです。
  白鳥温泉の近くに、四国八十八カ所霊場の最終札所の窪川寺があります。最近、この四国八十八カ所めぐりをする人が増えています。



温泉メモ
●白鳥温泉
所在地/ 香川県東かがわ市入野山465

交通/

高松からJR高徳線で「白鳥駅」下車福祉センター行きバス
泉質/ 単純硫化水素泉
効能/ 高血圧症、動脈硬化症
日帰り入浴/ 10時〜21時、料金は一般400円
宿泊/ 1泊2食5800円から
休館日/ 木曜日、年末年始

 

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