第43館 |
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鳴門海峡に面した広大な高台の地を利用した処に大塚国際美術館があります。
大手医薬品会社の大塚グループが1998年3月に開館したもので、「モナリザの微笑」をはじめ西洋美術の著名な作品・名画を陶板画にして展示しています。その数はなんと1074点に及びます。西洋美術史3000年の著名な美術作品のほとんどがあります。そして、専任のガイドが各時代ごとに解説をしてくれるのは助かります。しかし、とても1日で見て回ることはできません。
特徴のひとつは、すべての作品が手で触れることができることです。また、「環境展示」といわれる展示方法も驚きです。古代遺跡や教会などの壁画を環境空間そのままに再現した臨場感のある立体展示です。最近、マスコミで、ローマ法王の死去にともなう次期法王選びが行われたニュースが連日報道されていました。コンクラーベといわれるその会議の場所が、ミケランジェロの「最後の審判」の大壁画があるバチカンのシスティーナ礼拝堂でした。この美術館には礼拝堂の内部そのものが壁画とともに再現されています。この礼拝堂はじめ、美術史に著名な空間が12カ所も再現されています。
モネの「大睡蓮」は館外の噴水の庭に、ホンモノそっくりに円形の壁画状に仕上げてありました。もちろん、いま、話題の「モナ・リザ」もありました。ピカソの「ゲルニカ」も。
入館料が3150円と、一般の美術館より相当高いですが、丸1日かけて西洋美術のすべてをじっくり鑑賞できると考えると安いのかも。ちなみに、館内のレストランや喫茶室のメニューは1000円以下で安価でした。陶板画は少なくとも1000年はそのままのカタチ・姿で残すことが可能といいます。
陶板画ってどんなもの? 歪みや割れがない特殊セラミック素材に原画の写真を転写、焼き付けたもの。緻密で繊細な色合いから躍動的な表現まで、複雑なもので7回〜10回の焼き付け工程を経てようやく完成される芸術品。
ミュージアムメモ
| 所在地/ | 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内) |
交通/ |
高速鳴門バス停から鳴門公園行きの路線バスで15分または鳴門北ICから車で約3分 |
| 入館料/ | 大人3150円 高校生1050円 小中学生520円 |
| 開館時間/ | 午前9時30分〜午後5時 |
| 休館日/ | 月曜日 1月は第2月曜〜金曜日まで |
| 問合せ/ | 072−752−0825 |


