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自治体の仲間

 

2005年3月号 vol.376

平和・戦跡のミュージアム
(4)
原爆の図・丸木美術館 埼玉
夫婦で描き続けた「原爆」
▲「原爆の図」の一部

 画家の丸木位里と妻の丸木俊の2人は、生涯にわたって原爆や戦争の惨状を描き続け、世界に反戦・平和を訴えてきました。その作品を展示し、2人の活動の拠点となったのが「原爆の図・丸木美術館」です。広島は位里のふるさとです。当時東京に住んでいた位里が知ったのは「広島に新型爆弾が落とされた」ということだけでした。位里は原爆投下から3日後、妻の俊は1週間後に広島に行き、何もない焼け野原が広がるばかりの光景を見ました。ふたりで救援活動を手伝いました。そのときに見た光景を、終戦後の1948年から共同で描き始めたのが「原爆の図」です。1950年完成の第1部「幽霊」から1972年の第14部「からす」まで、被爆で苦しむ人々の姿や核兵器廃絶を願う姿まであります。
  また、原爆にとどまらず、「南京大虐殺図」「アウシュビッツの図」「水俣の図」「沖縄戦の図」と続きます。どれも大きな絵で圧倒的な迫力で迫ってきます。丸木美術館クラブもあり、四季にわたって学芸員といろんな企画で交流できます。



平和・戦跡のミュージアムメモ
原爆の図・丸木美術館

所在地/ 埼玉県東松山市下唐子1401

交通/

池袋から東武東上線森林公園駅下車タクシーで10分、または東松山駅下車し市内循環バスで25分「浄空院入り口」下車徒歩5分

入館料/

大人735円、中・高校生525円

開館時間/

9時〜17時
休館日/ 月曜日、年末・年始
問合せ/ 0493-22-3266
   
丸木位里(1901年〜1995年)広島生まれ、妻の丸木俊(1912年〜2000年)北海道生まれ。
プリンタ用画面

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