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自治労連機関紙

自治体の仲間

 

2005年3月号 vol.376

ドキドキ世界見たまま
第62景
【インド】
愛知・瀬戸市職労 戸村 美幸さん
動機は本場のカレーが食べたかったから
「タージマハール」でのガイドさんと私
▲「タージマハール」でのガイドさんと私

アンベール城(鏡の城)。ゾウに乗って行きました
▲アンベール城(鏡の城)。ゾウに乗って行きました

 インドを選んだ理由は本場のカレーを食べてみたかったから。日本では味噌汁に家庭の味がするように、インドではカレーがそれに当たるということをテレビで知った。インドの青年がいくつもあるカレーの中から母親の作ったカレーを当てたのを見てから、さらに興味をもったし、親子関係の温かみを感じ、素敵な国だとも思った。
  シンガポールからのインド便の機内食で待ちに待ったカレーがでた。すでに長旅で体調もあまりよくなかったが挑戦した。食べ慣れない複雑な味がした。もちろん、さっぱりした味とは逆の、たくさん香辛料が混じり合わさり、ごてごてした、しつこい味だが、手が込んでいるのがわかる。やはりカレーへのこだわりを感じた。が、この先、こんなものばかり出たら私の胃はもたないと思った。すぐに甘いものが食べたくなり、シンガポールで買っておいたチョコレートを食べ、落ち着いた。
  空港に降りガイドに案内された車はすごい中古で驚いたが、喧騒な世界から切り離された空間に入り、安心できた。ツアー客は私と友人の2人。インド人のガイドさんと運転手さんの4人で旅をした。私たちが乗っている車だけがオンボロではなく、みんなそうだった。きれいな車は国会議員のものだそうだ。それにもまして驚いたのが、牛、らくだ、馬など大きな動物が道路にゴロゴロしていて、通行の妨げどころじゃない。自転車もバイクも人も多く、道路もところどころに穴があったり、盛り上がっていて、アクセルを踏むより、クラクションを鳴らす回数のほうが多く、かなり荒い運転だがこの国では普通のことらしい。腕が筋肉痛になったのは、車の取っ手にしがみついていたせいだ。
  インドの北にあるデリー、アグラ、ジャイプールを3日間で回ることがこんなに忙しいとは思わなかった。タージマハールは大理石。素足か靴カバーをしないと入場できない。アンベール城はゾウに乗って行った。高地にあり、道が細くて急なので、ほとんどの人がゾウに乗って行く。数多くの世界遺産すべてが偉大であり、これらのものがもっと身近にあったなら、何度でも訪れたいと思った。これらはまだインドの一部でありインドを尊く思った。

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