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Collection79 音楽のまち浜松♪ 新幹線を降りたら一曲いかが

まちコレ2021年5月号 Vol.570

駅ピアノ

音楽のまち浜松♪ 新幹線を降りたら一曲いかが

静岡県浜松市

▲新幹線浜松駅2階コンコースのピアノ(左)
第11回浜松国際ピアノコンクールのチラシ(右)

新幹線の浜松駅を降りて改札へ向かう途中、2階のコンコースにピアノが1台置いてあります。

地元の楽器メーカー「河合楽器製作所」がグランドピアノを展示して、だれでも自由に演奏ができます。

浜松と言えば「音楽と楽器のまち」として有名です。昭和20年代にはピアノ、ハーモニカなどを製造する会社が18社もありました。毎年11月に開催される「浜松国際ピアノコンクール」は、若手ピアノ奏者の登竜門。第156回直木賞と第14回本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の小説『蜜蜂と遠雷』の舞台でもあります。

コロナ禍の影響で、駅ピアノもコンクールも中断を余儀なくされましたが、最近、駅ピアノの自由演奏は再開されています。あなたもぜひ、ラフマニノフを一曲! いえいえ、まわりに人がいないのを確認して『猫ふんじゃった』でも大丈夫なので、浜松を訪れた記念に一度演奏してみたらいかがでしょうか。

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j.nakama@jichiroren.jp 件名に「まちコレ」を)