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Collection68 「和三盆糖」で包む彦根35万石の歴史と文化の香り

まちコレ2020年5月号 Vol.558

いと重(じゅう)「埋(うも)れ木」

「和三盆糖」で包む彦根35万石の歴史と文化の香り

滋賀県彦根市

▲(左)「埋れ木」6個入りで864円(税込)、(右)いと重菓舗本店、いと重の社票(右上)

彦根城下で210余年の歴史を刻んできた和菓子の老舗「いと重」は、五感で楽しめ、彦根に思いを馳せる品づくりにこだわっています。彦根城周辺を始め、いくつか店舗を構えていますが、今回はお城の京橋口や夢京橋キャッスルロードに近い本店と人気の「埋れ木」を紹介します。

「埋れ木」は、彦根藩第13代藩主・井伊直弼公が青年時代を過ごした「埋(うも)れ木舎(ぎのや)」に因んで名付けられました。彦根城に隣接する玄宮園(古代中国の宮廷の名によって命名された日本庭園)の茶室でも提供される銘菓です。こだわりの手芒豆(てぼうまめ)を炊き上げた白餡を求肥(ぎゅうひ)で包み、徳島県から仕入れた最高級の「和三盆糖」に抹茶を加えてたっぷりとまぶしています。口に入れた瞬間にホロリとほどけるコクのある甘みと、フワっとほのかに香る抹茶が人気の理由です。

【まちコレメモ】
彦根市本町1―3―37
営業時間 8:30~18:00
毎週火曜日定休

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j.nakama@jichiroren.jp 件名に「まちコレ」を)