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Collection62 酒造り500年 地元密着で伝統守る

まちコレ2019年11月号 Vol.552

日本酒「國乃長(くにのちょう)」

酒造り500年 地元密着で伝統守る

大阪府高槻市

▲「國乃長」上撰本醸造2046円 (税込)、「國乃長」芳醇酒 2310円 (税込)(左)、壽酒造株式会社(右)

大阪の北摂地方に位置する摂津富田(とんだ)郷は、皇室御料“屯田”と日本書紀に記されるほど古く、良質の酒造好適米と、阿武山山系の石灰層を通って湧き出る良質な水に恵まれ、日本最古の銘醸造地と呼ばれ、江戸時代に発展しました。その後、灘の台頭により減少していくなか、文政5(1822)年、菜種油を搾っていた先代が伝統ある富田の酒造りを後世に残したいと醸造を始め、今の「國乃長」ができました。

以来、伝統を守り清酒を作り続ける一方で、現代のニーズに対応すべく、大阪で初めて(全国で9番目)の地ビールの製造を手がけるなど、大阪で愛され続けてきた地元密着型の地酒蔵です。

ネット販売で手に入りますが、ぜひ、直接酒蔵を訪ねてみてください。

【まちコレメモ】
壽(ことぶき)酒造(しゅぞう)株式会社
大阪府高槻市富田町三丁目26―12(JR摂津富田駅より徒歩7分・阪急富田駅より徒歩5分)
http://kuninocho-shop.ocnk.net

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