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公立・公的424病院の再編・統合阻止へ⑪ 「424愛知共同行動」結成!碧南市民病院・あま市民病院と懇談

424愛知共同行動が地域医療の拡充を求めるアピールを発表

 愛知では、1月9日に自治労連愛知県本部も参加する「424愛知共同行動」が発足。①署名の推進、②「名指しリスト」病院との訪問・懇談③自治体への要請・懇談、④議会への陳情で「意見書」採択、⑤県及び各地域医療構想区域「推進委員会」の傍聴、⑥県下の地域医療守る運動への支援と、交流の場をつくっていくことを確認し、アピールを発表(下記)しました。

あま市民病院 「就職辞退はあった。統廃合ありきではない」

 あま市民病院との懇談(1月28日)には愛知県本部・橋口書記長を含む6名が参加。病院当局は「改革が必要と思うが、まだ結論も出ていないのに病院がなくなるような印象を与えたことは問題。来年度採用の方から問い合わせが4~5件あった。この問題が原因かはわからないが、就職辞退はあった。既存の職員にもネガティブな考えが広まった」とし、「住民・職員に対しては統廃合ありきではないと説明している。業績が上がっていることも調整会議で示している」と説明しました。

碧南市民病院 「診療実績も需要もあり、やめるつもりはない」

 碧南市民病院との懇談(29日)には愛知県本部・林委員長、碧南市職代表を含め12名が参加し、現場の実態を訴えました。病院側は、「病院全体として一方的名指しは遺憾」。「患者・市民からは声は届いていない。院長から職員に対して病院を継続して運営していくと説明し不安解消に努めている」と説明。「当院は診療実績も需要もあり、やめるつもりはない。改修して居住環境を良くして単独で経営を良くしていくことが目標」と話し、「住民への説明が必要であれば対応したい」と表明しました。

地域の実情や実態を無視した424病院の再編・統合「再検証」リストを白紙撤回し、地域医療の拡充を求める<アピール>

 厚生労働省が9月26日、再編・統合の必要性があるとして424の公立・公的病院等の名称を公表した。今回の発表は、厚労省の「地域医療構想」による病床削減計画の策定が思うようにすすまない中で、ベッド削減先にありきの発表であり、地方自治や地域住民の要求を無視した発表に厳重に抗議します。
 地域医療構想は、経済財政諮問会議(財界)が主導し、地域医療の切り捨てと医療を大企業の儲けの場とするための再編・医療費削減を目的に推し進められているが、国として医療構想に求めるべきものは、国民・住民の実情を真摯に受け止め、いのちを守る施策です。公立・公的病院は地域住民のいのちのとりでです。地域医療の状況は、医師不足・看護師不足の中で受け入れ態勢が整わず、やむを得ず空きベッドとなっている実情も多く、また、度重なる患者負担増などにより、医療を受けたくても受けられない受診抑制の実態も広がっています。地域ごとに異なるその様相を無視して、一方的に病床削減計画ありきの姿勢は、国民のいのちを守る国の責任を放棄するものであり許されません。
 愛知では、中日病院、ブラザー記念病院、国立東名古屋病院、津島市民病院、あま市民病院、木曽川市民病院、県コロニー中央病院、みよし市民病院、碧南市民病院の9病院が名指しされていますが、対象の病院だけでなく、厚労省の「地域医療構想」による病床削減計画による病床削減の強要にもつながりかねません。公立・公的全病院の問題であり、名指しの再編・統合「再検証」要請は撤回すべきです。
 いま政府が行うべきことは、国民のいのちと健康を危険にさらす一方的な病床削減ではなく、医師・看護師・介護職員をはじめとした医療・介護の担い手を増やし、国民誰もが、いつでもどこでも、安心して十分な医療や介護が受けられるような体制を、国と自治体の責任で充実させることです。
 病院つぶしと地域医療破壊、そして「町こわし」につながる公立・公的病院の再検証要請は許されないと、全労連や中央社保協、日本医労連、国公労連、全医労と自治労連は「公立公的病院等再編・統合阻止共同行動」として、「公立・公的424病院」への「再検証」要請の撤回、地域医療の拡充を求める取り組みをすすめています。愛知も「公立公的病院等再編・統合阻止愛知共同行動」(略称:424愛知共同行動)を1月9日に立ち上げ、全県の各公的病院の地域で、住民のための病院を守る運動をすすめます。
 病院つぶしと地域医療破壊、そして「町こわし」につながる公立・公的病院の再検証要請に対して、住民のいのちを守り医療の充実の要求と、病院の雇用と労働条件改善の要求実現を一体として、地域住民とともに取り組みをすすめましょう。

 2020年1月9日

公立公的病院等再編・統合阻止愛知共同行動(略称:424愛知共同行動)

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