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第28回自治労連全国スポーツ大会・軟式野球大会 宇部市職労(山口)が10年ぶりの優勝

全国のブロック代表10チームが激闘を繰り広げる

 第28回自治労連全国スポーツ大会・軟式野球大会が、11月21~23日に滋賀県大津市・皇子山球場と草津市・草津グリーンスタジアムで開催されました。前日に雨が降るも、試合当日から天候も回復。開催地の滋賀自治労連、県内単組の要員の皆さんや審判団などの奮闘と、選手たちの全力プレーで全国大会は成功しました。
%e5%ae%87%e9%83%a8%e3%80%80%e9%9b%86%e5%90%88%e5%86%99%e7%9c%9f1 全国各ブロック代表の9チームと開催地1チームの計10チームが激闘を繰り広げ、決勝戦で宇部市職労チームが愛知・豊橋市職労の三連覇を阻止し、第18大会以来10年ぶりの優勝。宇部市職労は、昨年の大会1回戦で豊橋市職労に惜敗していたため、今年決勝戦の舞台で雪辱を果たしました。惜しくも三連覇を逃した豊橋市職労チームでしたが、今回も決勝へ進出し、チームの勢いと実力は確かなものとなっています。
 21日の開会式・選手交歓会は、大会会長の自治労連・猿橋均委員長、開催地の清水庄次実行委員長があいさつを行った後、前回優勝の豊橋市職労から優勝旗の返還、横手市職労チームの選手宣誓が行われ、開会式が終了しました。交歓会では、各チームの持ち味をいかした自己紹介が行われ、交流と親睦が深まった楽しい交歓会となりました。

1回戦・2回戦-千葉・市原市職労と埼玉・所沢市職労チーム双方2回の試合を戦い、準決勝へ
22日の大会初日、大津市・皇子山球場と草津市・草津グリーンスタジアムの2つの会場に分かれて試合を行い、熱戦が繰り広げられました。
皇子山球場では、第1試合で唐津市労連と所沢市職が対戦。7回終了まで互いに点が入らず特別延長に入り0-1で所沢市職労が勝利。今回、最も長い試%e6%89%80%e6%b2%a2%e5%af%be%e5%94%90%e6%b4%a5-2合となりました続く第2試合では豊橋市職労と松山市職労が対戦。豊橋市職労が3点リードするも松山市職労も負けじと3点を稼ぎ同点へ。見ごたえのある試合でしたが、豊橋市職労が終盤1点を取り、4-3でそのまま勝利し準決勝へ。第3試合は横手市職労と所沢市職労の対戦。第1試合と変わって、所沢市職の猛攻が続き、横手市職労は苦しい戦いを強いられます。意地の1点を返しますが結果は1-7で所沢市職労が勝利して、準決勝へ駒をすすめました。
 草津グリーンスタジアムでは、第1試合で地元の草津市労連と市原市職労が対戦。1回裏に市原が2点を先制。3回表に草津も2点を返し並びますが、市原の猛攻で点差が開き、結果2-9で市原市職労が勝利。第2試合は宇部市職労と舞鶴市職労の対戦。互いに投手戦となり、3回まで互いに無得点のまま。4回表に舞鶴の四球と送球エラーもありましたが、宇治が1点をもぎ取る形に。7回まで行われ1-0で宇部が勝利し準決勝へ。第3試合は草津を破った市原職労と盛岡市職労の対戦  c9。市原市職は初回に1点先制。その後も各回に追加点を重ねます。盛岡もチャンスをつくりますが、得点につながりません。そのまま市原市が6-0で勝利し、準決勝へすすみました。

準決勝戦―打撃で制した豊橋市職労、堅実な戦術の宇部市職労が決勝進出
 23日の準決勝戦第1試合は、前回優勝の%e6%ba%96%e6%b1%ba%e3%80%80%e8%b1%8a%e6%a9%8b%e5%af%be%e6%89%80%e6%b2%a24豊橋市職労と前回3位の所沢市職労の対決。豊橋は初回に1点を先制し所沢が追いかける展開に。いよいよ4回裏に所沢が1点を返し同点へ。しかしその直後から、豊橋は続けざまに盗塁とヒットを織り交ぜて各回に追加点2点、1点、2点を入れ終盤勢いを増します。所沢も応戦しましたが、結果6-2で豊橋市職労が勝利し3年連続で決勝戦に進みました。
 準決勝第2試合の宇部市職労と市原市職労が対戦。互いに堅実にバントや盗塁を積極的に駆使しながら、終始緊張感ある試合でした。4回表に宇部が2点を先取し、その裏に市原も1点を返し、試合の流れが大きく動くかと思いましたが、互いににらみ合いで推移し、そのまま宇部市職労が2-1で勝利し10年ぶりに決勝進出を決めました。
 

決勝戦-宇部市職労が昨年の経験をバネに豊橋市職労に勝利し、10年ぶりの優勝を果たす
決勝戦は、三連覇をねらう豊橋市職労と10年ぶり優勝をめざす宇部市職労の対決となりました。豊橋市職労は、試合がすすむごとに打線が好調ryo_5099-2になってきて決勝まで勝ち上がり、宇部市職労は投手を軸とする堅い守りで決勝まで勝ち上がってきました。
試合は、宇部が2回表に2点を先制、流れをつくります。豊橋はベンチからの応援もあり、4回裏に1点を返します。豊橋は終始攻撃の手を緩めずチャンスをつくりますが、宇部が守備でそれ以上の得点を許さず、5回と7回に1点ずつ追加点を入れ、4-1で宇部が勝利し、昨年豊橋に敗れた雪辱を決勝戦の大舞台ではらし、全国大会で10年ぶりの優勝も勝ち取りました。

第28回自治労連全国スポーツ大会・軟式野球大会結果
優勝 宇部市職労(山口)  準優勝 豊橋市職労(愛知)
第3位 所沢市職労(埼玉)、市原市職労(千葉)