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岩手県一関市職労現業部の「現業展」に多数の市民が訪れる

子ども・市民の安全・安心守ること…これが私たちの仕事です!
 2月5日、一関市職労現業部では、「現業展」を一関市内の生協「コルザ」内で開催。多くの市民が訪れ、自治体の仕事、現業労働者の仕事(清掃、運転、学校用務、学校給食など)の展示に真剣に見入っていました。

 「現業展」は今年で3回目、ひとりでも多くの市民に「現業職場」の実態とともに、自分たちがどういう思いで仕事に励んでいるのか、子ども・市民の安全・安心のために仕事をしている姿を知ってもらおうと開催したものです。

 訪れた市民からは「現業ってどういう意味だ?どんな仕事だべ」と、試食として出された「五穀米のご飯」をほうばりながら、組合員に尋ねてくる姿もありました。組合員が「お孫さんはいますか?保育所や学校でお孫さんたちが食べている給食を私たちがつくっているんです。地場のものや安全・安心を心がけて作ってるんですよ」と応えていました。清掃職場では、「ゴミの分別収集の課題や車両火災の危険性の問題」などを訴え、建設課の職場では今年の大雪対応など「除排雪の課題」を、学校給食現場では、働いているスタッフの紹介とともに給食センターでの安全・安心のための作業工程の紹介、子どもたちからよせられた「感謝の手紙」などを掲載しました。

 また、こうした現業職場から正規職員がどんどん減らされ、非正規職員(非常勤、臨時職員)などに置き換えられてきている現状も率直に訴えました。現業部吉田部長は、「合併後、多くの職員が削減されてきたが、その多くは現業職場であり、市民・住民へのサービスの『最前線』が合理化されようとしています。私たちの仕事を多くの市民に知ってもらい、住民サービスの向上とともに組合員の働く誇りを高めていきたい」と話しています。