自治労連は、3月3(土)~4日(日)に「自治労連青年・女性ステップセミナー2018」を都内で開催し、全国から78人が参加しました。受講生は2日間、自治労連運動をすすめる上での基礎を学び、年代・職種・雇用形態の違いを超えて交流を深めました。

 受講生からは「全国にこんなにやる気があって問題解決をしたいと考えている仲間がいることに感動した」「同じ悩みを持っている人が多いのに驚いた。共有できたので元気が出た」「組合活動の基礎を学ぶことができ『最高のセミナー』だと思った。学んだことをぜひ単組でいかしたい」「組合の必要性や大切さを初めて知った」などの感想が寄せられました。

「憲法が公務員の仕事と密接に関係しているとわかった」

第1講義は、高柳学校長(副委員長)が「なんで労働組合が大切なの?自治労連ってどういう組合?-民主的自治体労働者論の実践のために-」と題して行いました。

高柳学校長は、小田原市の生保ジャンパー問題にも触れながら、自治体で働く労働者の役割や、憲法尊重擁護義務、自治労連が掲げる民主的自治体労働者論などについて説明し、憲法を守りいかすとりくみや住民と共同した取り組みの重要性を訴えました。

(受講生の感想)「初めて住民とともに活動していくことが大事と知った」「組合の役割・組合活動の大切さがわかった」「憲法は、職場とは疎遠のものと思っていたが公務員の仕事と密接に関係していることがわかった」

「男性も育休制度を知らないといけない。自ら率先して育児休業を取得しようと思った」

 第2講義は、田頭自治労連女性部書記長が「男性も女性も家庭と仕事を両立して健康に働き続けるためには」と題して行いました。両立支援制度・男女の体のちがい・ストレスへの対処法・長時間労働・労働災害など多岐にわたる内容かつパワフルなトークに、参加者は聞き入っていました。

(受講生の感想)「キャリアとは『仕事のことだけでなく、個人の生き方そのもの』という言葉が印象に残った」「男性も育休制度を知らないといけないと思った。自ら率先して育児休業や出産補助休暇を取得しようと思う」

 第3講義は、高野自治労連共済事務長が「自治労連共済を利用して青年・女性に声をかけ、つながりをつくろう」と題して行いました。民間保険と自治労連共済の違い等を説明し、共済を「つながりづくりのきっかけ」にしてほしいと呼びかけました。

(受講生の感想)「つながりを大切にしているというところがよかった」「共済が民間の保険とは異なり非営利で運営し、組合員同士の助け合いの制度だということがよくわかった」

「職場で困っていることを声にだし、要求にしていくことが大事なんだと知った」

 2日目は6つの分散会に分かれて要請書作成を行いました。職場の現状や悩み等を分散会参加者全員で出し合い、その悩みを改善するためにはどのような要請項目にすればよいかを採用1年未満の青年からベテランまで全員で熱く議論し、分散会ごと1つの要請書にまとめあげました。プレゼンテーションでは、各分散会の代表者が要請項目について説明。要請項目は、人員増が最も多く、非正規職員の待遇改善・育休正規代替・職場環境改善・初任給を近隣市と同等以上とすること・新人研修の方法の改善・長時間労働改善などがありました。

(受講生の感想)「どのように作っていくのか具体的に良くわかったので、単組に戻って実践したい」「職場で困っていることを声にだして要求にしていくことが大事なんだということを知った」

 最後に閉校式にて修了証授与が行われ、全過程を終了した受講生に修了証が渡されました。