地域医療確保の運動の更なる前進を誓う!
 第21回近畿自治体病院交流集会は、「近畿は一つ」を合言葉に、6月25日~26日、「住民とともに守ろう地域医療」をスローガンに開催され、200人を超える近畿の医療労働者が集いました。

 新たな病院参加をめざして今回も兵庫県内の21病院等をオルグ。自治労連組合以外からも5病院・24名が参加するなど、多くの参加で成功しました。参加者の3分の1がはじめての参加という新しい可能性を広げたものになりました。この集会を開催した姫路じばさんセンターでは、ここで病院集会を開催することを期に兵庫自治労連との交流が始まり、自治労連加盟の姫路じばさん労組が15人の職員全員で結成されました。この集会でも「東日本大震災救援物品の販売」や、集会の中で組合結成と要求前進の報告を受けました。

 全国自治体病院協議会会長で、地元兵庫の赤穂市民病院名誉院長の邊見公雄先生が「生命(いのち)輝かそう自治体病院」と題して記念講演。「地域の住民から必要と言われる病院になること、政府の医療政策の間違いを指摘し改革に努力されていること、医療崩壊を食い止める展望は、自治体労働者が住民とともに運動をすすめ、より良い医療を効率的に住民とともにつくりあげていくこと、そして住民に慕われる病院づくり」について話しました。参加者には「楽しく展望の持てる内容」と大変好評で、「当院の院長と違って懐の深さや人間の大きさを感じた」との感想が寄せられました。

 特別報告では「東日本大震災の現状と課題について」をテーマに高田なお子中央執行委員が、パワーポイントによるリアルな現状とボランティア活動を報告。「私たちの組合が現地で役立っているのがうれしかった。自分も参加したい」「テレビで見るのと違う」などの感想がありました。

 分科会では、①外来看護、②病棟看護、③院内保育所、④電子カルテ、⑤地域医療、⑥偽装請負と現業職場、⑦役員が学ぶ労働安全衛生活動、⑧「働くって」と題したわいわい講座の8つに分かれて議論しました。参加者からは「何処の病院も同じような悩みで(人員不足・ニ交替・7:1・Dr不足)かえって共感できホッとしました。今まで組合活動ってめんどくさいとおもっていましたが、2期執行委員をして他の自治体病院のスタッフさんと交流でき組合の大切さを痛感しました」「このところ自分の病院では、賃金・労働条件改善の闘いに没頭しており、地域医療という大事なテーマを忘れかけていました。それをあらためて思い出し“やらねば”と思う機会になりました」との感想が寄せられました。