新年のご挨拶

憲法の輝く、働く者の日本を地域から創ろう

野村幸裕-011

 組合員の皆さん、ご家族の皆さん、明けましておめでとうございます。

 昨年は、退職金削減攻撃で新年を迎え、賃金引き下げ、消費税引き上げ閣議決定、原発推進、TPP交渉参加、社会保障の破壊、特定秘密保護法案の強行可決など平和のうちに暮らす生活を直撃する攻撃が進められました。安倍政権は今年も国会内における数の力を背景に、公務労働者の給与の構造的引き下げをはじめ、地域間格差、所得格差を広げる悪政を進めようとしています。

 しかし、私たちは国民の皆さんとの運動で打開の方向を示しています。非正規公務公共関係職場で要求を前進させた力、国並みの賃金削減を押し返した力は、地域に出て運動を展開した力です。共同も広がっています。首相官邸や各電力会社前などでの反原発の集会も継続しています。不払い残業・不当解雇を続ける企業への批判も広がり、労働法制改悪反対では日弁連のご努力で全労連と、全労協、連合が同じ集会に集まりました。猪瀬都知事も退陣に追い込みました。一見強く見える自公政権の基盤は崩壊を始めています。政治と国民生活の矛盾が拡大する中、将来展望を語る絶好の機会です。

 「構造改革」への対抗軸は憲法です。格差を表すジニ係数は直接所得で0.5536であり完全な格差社会です。所得格差を相続させない、生活格差や社会格差にしないという国や自治体の役割を発揮する時です。住民主体の震災復興も急がれています。財界やアメリカ政府いいなりの政治から、働く者の政治・経済へ国も自治体も転換させていこうではありませんか。職場要求と住民要求とを結合させた運動を広げて行きましょう。困難な中にあっても継続した私たちの運動を未来は決して裏切りません。

 2014年。皆さんとご家族の皆さんにとって良い1年を、未来を、共に創っていきたいと思います。

今年もどうぞ、宜しくお願いします。

 

201411

日本自治体労働組合総連合

中央執行委員長 野村幸裕