かがやきDAYS2018年4月号 Vol.533

与謝野の〝よさ〟しっかり伝えたい 町営テレビのアナウンサー

京都こうむ公共一般労組 山下 麻紀さん

▲「この機械すごく高価なんですよ」と山下さん。スタジオ・調整室で話を聞きました

与謝野町有線テレビは、与謝野町営のケーブルテレビ局です。議会や行政情報はもちろん、町内のイベントや地域の産業や歴史探求など、独自の番組も制作し放送しています。山下麻紀さんはこの局のアナウンサーです。取材に伺った日も収録したインタビューの編集や番組宣伝などの収録、原稿作りで忙しくしていました。

人との出会い大切に 想いを引き出すのが仕事

「この仕事に就いて初めて、自分が人と出会い話をするのが好きなんだなあと気がつきました」と切り出す山下さん。6年前に与謝野町有線テレビのお手伝いとしてアルバイトを始めましたが、就いて早々「アナウンサーできる?」との上司の一言でアナウンサーをするようになりました。「先輩もいなくて、テレビのお天気ニュースや報道番組を見て独学で勉強しました」と当時を振り返ります。広報や番組の司会をするうちに、いつの間にか与謝野町有線テレビのアナウンサーとして定着、町内のイベントや番組のアシスタントとしても顔が知られるようになりました。

「テレビって影響力がありますね」と山下さん。買物をしていると住民の方々から声をかけられるようになり、番組について喜ばれたり、怒られたり…。「住民の方々にインタビューすると新しい発見や人となりがわかって楽しい。その方から“想い”を引き出すのがアナウンサーの役割ですね」とこの仕事の楽しさを話します。そのためには事前の下調べや勉強は欠かせないとのこと。

伝えることの難しさ 現場との距離を近づけたい

山下さんは行政の案内や町長との対談番組、地域のイベントのレポート番組など幅広い分野の司会やレポーターもこなします。「町長や各行政長との対談などは緊張します。住民に正確に伝えたい。テレビは画像で雰囲気まで映し出しますから私がきちんと司会しないと…」と伝える難しさを実感しているとのこと。

「与謝野町の名所紹介では断崖絶壁を歩きました。一歩踏み間違えたら…怖かったです。でも、地元の方でも知らない絶景を見ることができました。この絶景を映像とレポートで住民に伝えたい。現場とお茶の間の距離を近づけるのも私の仕事かなあ」とニコニコ話してくれました。

▲雪ふる中でのロケ。カメラマンと息を合わせて

▲編集作業も自らこなします