かがやきDAYS2016年12月号 Vol.517

自治研集会で学んだことを職場と地域に活かしたい

茨城・石岡市職 川又(かわまた) 範英(のりひで)さん
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▲東日本大震災の影響で石岡市庁舎は取り壊し中 現在プレハブ庁舎でがんばってます

 「いやー、僕でいいんですか?」と照れながら取材に応じてくれた石岡市社会福祉課の障害担当で働く川又範英さん。大学卒業後、化粧品や食料品などのボトルをつくる民間企業に就職し、実家から1時間半かけて東京都内へ通勤。しかし、実は大学時代から教員や公務員をめざす友人たちに感化されていて、公務員試験の勉強をしました。

 そして、1年後には生まれ故郷の石岡市に入職。「役所にはいろいろな仕事があって、それが魅力です。あとやっぱり住み慣れた地元がいいですね」と石岡市を選んだ理由を語ります。

 入職当初、川又さんは生活保護担当に配属。すべてが初めての経験で、住民から怒鳴られたことも。「大変な時は100ケース受け持っていましたが、職場全体でフォローをしてもらえたことで、続けていけたと思っています」と当時を振り返ります。生活保護担当を5年勤め、現在の障害福祉の担当ももう3年目です。

 年々メンタルヘルスの案件が増えているそうですが、「お薬を飲むのもつらそうな方が、少しずつ自立し、外に出られるようになった時は、とてもうれしい」と担当する仕事へのやりがいについて教えてくれます。

 日々忙しいなか、今年10月に隣のつくば市で行われた地方自治研究全国集会の現地実行委員会に参加。日常業務に追われて、専門性を高める勉強や、地域や社会の動きを学ぶ時間がとれないと反省したところに、誘われました。「多くの方と交流し話し合う機会があり、全国に仲間がいるのだと感じました。自治研全国集会当日は『障害者権利条約』をとりあげた分科会に参加しました。自分の仕事と関係があるので興味を持って携われました」と嬉しそう。実は自治研集会のプレ企画が6月に開催されたとき、川又さんはこれまで学んだことを報告。「15分だけですが、みんなの前で報告したことが自分にとって良い経験になりました。今の仕事は、各部署との連携や、学び合いがとても大事だと思っています」と、職場での自治研活動にも意欲が出ているようです。

 最後に、「石岡市も高齢化、人口減少や若者の流出が課題ですが、常陸國總社宮大祭(ひたちのくにそうじゃぐうたいさい)や、さまざまな果物狩りなども楽しめますよ」と魅力もアピールしてくれました。

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▲茨城のプレ企画第33回まちづくり学校で報告する川又さん
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▲自治研全国集会終了後の川又さん(中央)と現地実行委員のみなさん。本当にお疲れさまでした