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〔25〕マラソン大会を盛り上げる愛媛の坊っちゃん

かがやきDAYS2016年6月号 Vol.511

マラソン大会を盛り上げる愛媛の坊っちゃん

愛媛・内子(うちこ)町職 伊達 勇人(はやと)さん
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▲愛媛マラソン。マドンナ姿の妻と仲良く共走

 駅前で軽トラから降りたさわやかな青年。それが今回登場の伊達さんでした。内子座まで案内してくれた道中、歩く速度が速い。それでも抑えているそうで、ふだんどおり歩いてもらうと、ついていこうと走ればすぐ息切れしてしまいそうなスピードです。

 初めてのフルマラソンは二十歳の記念に走ったホノルルマラソン。それからマラソン歴約20年と聞いてびっくり。とてもその年齢には見えません。「若くないんですよ」とつい少し前までの野球少年のような笑顔の伊達さん。

 ホノルルマラソンは時間制限なく、どんなスタイルで走ってもいいという、自由な雰囲気に魅了され、走り続けています。

 国内マラソンに参加しだしたのは約10年前。ウルトラマラソン、トライアスロンとやってきましたが、伊達さんを有名にしたのは仮装マラソンです。坊っちゃんスタイル、しかも、ゲタ履き、雪駄履きのひと。マラソン愛好者なら、見かけたかもしれません。

 東日本大震災の被災地を訪問し、岩手県大船渡市の祭りに参加。大災害に負けまいと生きる町の人たちの心意気に触れ、地域を元気にする大切さを実感したといいます。

 目標とするフルマラソンの3時間切り、100キロマラソンの10時間切りを達成した時、沿道のみなさんに感謝し、今度はみなさんに楽しんでもらいたいと坊っちゃんに仮装した伊達さん。これからも各地のマラソン大会で周囲や地域を盛り上げ、愛媛をPRする坊っちゃん姿を見かけることでしょう。

 そんな伊達さんのもうひとつの顔は内子町職員組合の書記長。「どうして書記長になったの?」と聞くと、「そういう年齢になったから」と少しの力みもない答えが返ってきました。

 それから職場の状況をいろいろ聞かせてくれました。合併10年で職員が3分の1減って仕事量がずいぶん増えたそうです。そのうえ、高齢化がすすむ町内自治会の手伝いに職員が割り当てられ、仕事以外の活動も多いと言います。職場の大変さが伝わってきます。

 そんななか、賃金学習や仕事の情報交換会で要求をまとめ、交渉をすすめるなど、活動のカナメとして軽快に走っています。

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▲2014年ホノルルマラソン