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〔117〕60年続くバンドの原点 音楽を愛する思いを受け継いで

かがやきDAYS2026年2月号 Vol.627

60年続くバンドの原点 音楽を愛する思いを受け継いで

岡山市職労 小西(こにし) 邦彦(くにひこ)さん

▲新入職員を前に歓迎の気持ちを込めて演奏

岡山市で働く小西邦彦さんは、シティー・ジョーカーズのドラマーとして活動しています。シティー・ジョーカーズは岡山市職員厚友会音楽部の別名で、職員有志による軽音楽サークルです。スタンダードジャズ、オールディーズやポピュラーミュージック、映画音楽など大人向けの音楽を中心に、さまざまな場所で演奏しています。年齢層は30代から60代と幅広く、職階や年齢関係なく、大学サークルのような雰囲気で和気あいあいと活動しています。小西さんは「ルールを尊重するほど、むしろ表現は自由になる。協調と主張のバランスがジャズの醍醐味です」とバンドの魅力を語ります。

職階も世代も超えて集う職員有志の音楽サークル

その前身は1962年、岡山県で初めて開催された国民体育大会の際に職員有志によって結成された吹奏楽団です。その後約60年、音楽をこよなく愛する職員によって脈々とその魂を受け継ぎ、今日まで続く長年の信頼と実績が自慢のバンドです。

カラオケやディスコが流行する前は、歌やダンスの伴奏の依頼がひっきりなしだったようですが、今では市や各種団体、公民館等主催のイベントなど、地域に根差した活動を行っています。

応援も平和も音楽でつなぐ地域に根差した演奏活動

岡山市職労の行事への参加も大切な活動のひとつです。新入職員歓迎会や、庁舎での被災者支援コンサートなどのイベントに数多く参加しています。昨年6月には戦後80年の節目の岡山市平和の日(岡山大空襲の日)に商店街で開催された平和イベントにも参加。戦争の時代をモチーフにしたジャズの楽曲を演奏し、戦争体験者の語りや、空襲紙芝居といった演目の方々とステージを共にしました。「平和あっての音楽活動。今のありがたさを静かに見つめ直す時間となりました」と小西さん。

また、11月には「おかやまマラソン」の沿道応援演奏に初挑戦。「約3時間にわたる演奏は私たちにとってもマラソンで、逆にランナーから『頑張ってー!』と元気づけられるシュールな場面もありましたが、最後まで力いっぱい演奏しました」と笑顔で振り返ります。

平均年齢の上昇とパート不足が目下の悩みですが「愛されるバンドをめざし、地域に寄り添う演奏を続けていきたいです!」と小西さんは今後の意気込みを語ります。

▲現在5人でがんばっています。メンバー募集中です!

▲普段は区役所地域センターの副主査として仕事も全力です!