すべての労働者の賃上げと処遇改善へ 仲間を増やし安心して働ける職場をつくろう
自治労連第48回定期大会 岩手県・盛岡市
▲定期大会には、22日の事前大会とあわせてのべ1100人以上が参加
自治労連第48回定期大会が8月23~24日にかけて、岩手・盛岡市内で開催されました。職場要求の実現や住民のくらしを守るとりくみなど、全国の経験と教訓を共有。日本政府の「戦争する国家づくり」に対して、職場と地域で憲法と地方自治をいかす運動方針を確認しました。
大会討論では賃上げや人員増など職場要求の実現や組合員を増やした成果、運動方針について多くの発言と活発な討論ががありました。「引き上げ勧告を組合の力で実現したことを確信にしよう」と秋の確定闘争への決意や現業職員の新規採用をかちとり組合員加入もすすめた事例が報告されました。
「だれも取り残さない」 組合の力を確信に要求前進を
また、「だれも取り残してはいけない」と、会計年度任用職員の雇用安定と処遇改善、再任用職員を含めた中高年層の賃上げなどにとりくんだ仲間からの経験と成果が話されました。
全国いっせい生計費調査運動、地域間格差の是正、ジェンダー差別解消、長時間過密労働の改善など、「働きがいと魅力ある職場づくり」をさらにすすめていくことが呼びかけられました。
組合と憲法の役割や魅力を語り、仲間を増やそう
「職場で憲法や平和を語れない」課題と悩みも出されました。一方、原水爆禁止世界大会や反核ライダーでの経験が語られ、政府による「戦争する国家づくり」への不安や怒り、反核・平和に向けたとりくみへの重要性も報告されました。また、組合員減少や担い手不足など各単組での厳しい実態があるなか、工夫して労働組合の役割と魅力を伝え、奮闘している経験、次世代・自治労連運動の継承についても発言がありました。
そのほか熊本地震や千葉豪雨災害で復旧作業に奮闘している職員への敬意やこれまでの全国からの災害支援に対する感謝、職場自治研活動が報告され、10月開催の第18回地方自治研究全国集会の成功に向けた決意も語られました。
大会議案はすべて圧倒的多数で可決・承認され、「対話と学びあい」のさらなる実践で仲間を増やし、要求を前進させることを確認しました。
▲重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」。東京駅で有名な辰野金吾設計の東北に残る唯一の建築物
▲大会の最後にみんなで「団結がんばろう」
2つの新しい組合 ようこそ自治労連へ
自治労連沖縄中部地域一般労働組合 執行委員長 中村 理沙さん
普段は、日本語教育支援に携わっており、英語やポルトガル語、スペイン語などのスキルをいかしながら働いています。
沖縄県事務所では、アンケートなどを通じて県内で働く会計年度任用職員の労働条件を把握するとともに、職場を訪問し対話を行っています。そのなかで、わたしたちへの一時金支給が労働組合の力で実現したことを知り、組合に加入しました。
組合には自治体職場だけでなく、民間企業で働く人も加入しています。語学力をいかしブラジル人も組織化するなど、多国籍の単組です。さまざまな課題があるなかで、特に沖縄の賃金の低さが問題となっています。
長野サンアップル職員労働組合
就業規則の一方的不利益改定に対抗するため組合を結成。【発言はこちらに掲載しています】
▲執行委員長の矢﨑 萌斗さん(右)