憲法を守り労働組合を強く大きく
自治労連第71回中央委員会
自治労連は5月23日に第71回中央委員会を開催し、当面の闘争方針などを確立しました。
平和のとりくみでは、軍需企業が集まる名古屋市は戦争時の攻撃対象になる。平和を守る運動が重要(愛知)、予備自衛官問題では招集時の職場への影響を考える必要がある(京都)などの報告がありました。公共を取りもどす運動では、民間委託がすすむなかで行政の公的責任を追及、市民との共同運動が大切(埼玉)、給食まつりを8年ぶりに開催し専門性を市民に発信(長野)などの実践が共有されました。
組織強化では、青年部が中心となった新採職員説明会や対話重視で加入を促進(愛知、京都)、県本部が学習や団体交渉の交流を実施(高知)など、若い組合員の力に依拠した活動が報告されました。
賃金・権利闘争では、全国いっせい生計費調査運動をもとにした処遇改善や雇用安定にとりくみ、要求根拠に確信をもって運動をすすめていることなどが報告されました。
橋口剛典書記長は答弁で、「戦争したらダメ」と職場での対話を強め、秋の確定闘争にむけ人勧、最低賃金引き上げ、地域医療、平和と憲法を守るとりくみと結び付け組織の拡大強化をすすめ定期大会を迎えようとよびかけました。
春闘から夏季闘争へ 統一交渉で要求を前進させる
大阪衛都連
大阪衛星都市職員労働組合連合会(衛都連)は、25組合がいっせいに夏季・一時金要求を提出。5月21日を山場に14日から計4回の統一交渉日を設定し「衛都連夏季・一時金闘争」にとりくみました。統一交渉にあたって、単組代表者会議で交渉状況を共有し、励まし合って獲得目標を相談して交渉に臨んでいます。
交渉では、異常な物価高騰から組合員の生活を守る夏期一時金の支給、再任用職員の一時金改善をはじめ、だれも取り残さない処遇の改善、猛暑が続くもとで職員の健康を守るための夏季休暇の日数増。そして「同一労働同一賃金ガイドライン」が改正されたもとで病気休暇・夏季休暇をはじめとする均等待遇の実現などを求めました。
組合員数を何倍も上回る要請署名を集約した組合をはじめ、仲間の力を引き出しながら交渉を重ね物価高騰手当を獲得した組合や会計年度任用職員の病気休暇を30日有給へ拡充させた組合など、貴重な成果をあげています。また、再任用職員の一時金改善に向けて、国への要望をはじめ、多くの組合で処遇改善の必要性を表明させています。引き続き人員増、賃上げの実現をめざすとともに仲間づくりをすすめています。
▲団体交渉で追及する枚方(ひらかた)市職労の仲間
地域医療の拠点=公立病院を守る
静岡市労連
今年4月、静岡市は「27年4月から市立清水病院の運営形態を変更し、指定管理者となる民間事業者が運営する病院との一体的運用」とする方針を発表しました。
発表に先立ち、静岡市労連と病院支部は職員アンケートを実施。「指定管理になったらどうするか」との問いに、「退職したい」が41%、「悩んでいる」が45%にのぼりました。
この結果を受けて静岡市労連は5月18日に「職員の今後の労働条件や雇用の保障」「住民説明会の実施」などの要求書を提出しました。
また、静岡自治労連などで構成する「清水地域の医療をよくする会」は、4月25日に清水区内の2000世帯に住民アンケート用紙を配布。5月中旬までに約740件の回答が寄せられました。結果は「直営の公立病院として維持すべき」が57%にのぼり、また、地域から入院できる病院がなくなることへの不安も示されました。
アンケート結果について2回の記者会見を実施。いずれも複数のテレビ番組で報道され、新聞等でも多数取りあげられるなど、非常に高い関心が寄せられています。
静岡市労連では、地域医療と職員の身分・労働条件を守るため、市議会会派への懇談を実施するなど、労働組合と住民が力をあわせて運動をすすめていきます。
▲清水地域の医療をよくする会と静岡自治労連の共同記者会見
交流会&歓迎企画で 前年同期3倍の加入者迎える
京都府職労連
配属前交流で「不安が解消できた」
京都府職労連は4月3日、新採職員72人が交流会に参加し、その場で多くの加入者を迎えることができました。途中の席替えで同期や先輩職員との対話の機会を多くつくることや加入手続きの簡略化など、前年採用職員の声をいかして運営を見直したことが前年同期3倍の加入者増につながりました。
先輩の声かけが加入の後押しに
職場配属後は、職場支部で歓迎会を積極的に開催しました。先輩職員からの声かけが後押しし、職場での働きかけで加入につながっています。そのなかで、「自治労連共済が魅力」「自分からも動いて関係を広げたい」といった加入理由も寄せられています。
組合員のアイデアいかしたとりくみで
4月18日の新採交流イベントでは、「京都の文化を体験しよう」と大徳寺での坐禅や和菓子づくり体験、叡山電車を貸切ったゲーム交流会などを実施。「組合のイベント楽しい」と加入する新採職員がうまれるなど、組合員のアイデアをいかした手づくり新採交流イベントが大きく成功しました。
今後、職場でのランチ会懇談、釣りや登山、京都北部ツアーなど、工夫したとりくみで対話の機会を増やし、組合加入を呼びかけていきます。
▲電車を貸し切って行った交流イベント。ゲームなどを通じてつながりを広げました