いい仕事がしたい 仲間をつくりたい 職場環境よくしたい だから労働組合♥
職場の先輩からのメッセージ
4月から自治体や公務公共職場で働くみなさん。新しい仕事や生活に、期待と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。そんなみなさんへ、全国の先輩からメッセージが届きました。仕事のやりがいや大切にしてほしいこと、労働組合の魅力など、それぞれの経験や思いを紹介します。
気軽に話したことが労働組合の要求になるってすごい
京都・向日(むこう)市職労 安部(あべ)菜月(なつき)さん
向日市の保育所に勤務して3年目です。一昨年の2歳児クラスから継続して担当しており、「こんなことができるようになった」「イヤなときはこんな言い方をするんや」など、子どもの成長を間近で見て、支援していくことに大きなやりがいを感じています。
組合に加入する前は、「こう変えていこうぜ」みたいな熱い議論や難しい話をしているイメージがありました。でも、実際はすごく気さくで、職場で思っていることを気軽に話し合えて、そこから「じゃあ、こう要求していこうか」と、ワイワイ意見を出して要求書がつくられていくのが楽しいです。
また、組合活動を通じて、保育士の専門性だけでなく社会的視野の広がりも実感しています。働くなかで疑問に思ったことを気軽に話せて、解決・前進する場所と思って加入したらいいのかなと思います。
地域の魅力や森林の大切さを伝えたい
岩手・一関(いちのせき)市職労 上野(かみの)泰聖(たいせい)さん
私は一関市役所の林政推進課で働いています。
主な業務として、当市の特産品である原木しいたけの広報と販売促進に関する業務のほか、市民や子どもたちが森林や林業に関わる機会を創出するイベントの企画や運営に携わっています。
こうした事業を通じて、地域の魅力や森林の大切さを伝えることにやりがいを感じています。仕事は多くの関係者との連携や調整の上に成り立っており、関係者の協力と課内の連携が必要不可欠です。
また、組合の青年部の活動は所属を超えたつながりや学習、情報交換ができるのが魅力です。知らない職場の人から刺激を受けることも多いです。組合の活動で賃金や一時金など当局から出された提案が、交渉によって改善されています。
働く仲間はみんなで支え合うことが大事です。ぜひ組合に加入し、より良い職場づくりを一緒にすすめていきましょう。
農業をがんばる人の支援にやりがい
千葉・匝瑳(そうさ)市職労 嶋田(しまだ)陽美(はるよし)さん
私は匝瑳市役所の農林水産課で農業振興のための団体支援、農地の貸借支援、緑化推進のための業務を行っています。遊休農地の増加や農業従事者の減少など、難しい問題の解決に向けた業務は困難も多いですが、農業の大切さをあらためて感じる機会も多く、がんばる人たちへの農業支援ができるところにやりがいを感じています。
組合では書記長をしています。当市の現在の最大の課題は地域手当の引き上げで、4%に引き上げるべき地域手当を当局は2%に据え置こうとしています。職員の生活改善や職員確保にも影響する問題で、組合が実施したアンケートには職員の悲痛な思いがたくさん寄せられており、それを背景に職場の声として交渉しています。
新しい仲間のみなさん、全国でさまざまな課題があります。組合に入って一緒に解決していきましょう。
市役所の仕事は多岐多彩「まずは楽しく働こう」
静岡・下田市職 溪口(たにぐち)輝(ひかる)さん
下田市役所に入庁して8年目になります。これまで生涯学習課ではスポーツや文化財、市民保健課では予防接種や災害医療の業務を担当し、現在は企画課に在籍しています。自治体の仕事は多岐にわたりますが、何をやるにもまずは楽しく働くことを心がけています。
一方で、下田市では他の多くの自治体同様に財政状況に課題を抱えており、職員の待遇にも懸念が出始めています。こうした現状に問題意識を持った若手職員の提案で、昨年度は組合の青年部でワークショップを開催し、市の財政や職場環境について学習や意見交換を行いました。その結果を市長に報告し、財政問題を理由とした賃金のマイナス提案を跳ね返す一助にもなりました。
同様の悩みや課題をもつ自治体は全国に数多くあります。対話をすすめ、よりよい職場と地域をつくっていきましょう。
生活に必需な水道水を確実に住民へ届ける
兵庫・阪神水道労組 菅井(すがい)聡(そう)さん
私は2021年に採用され、現在は浄水場に勤務しています。住民が安心して水道水を使用できるように、施設の運転にあたっては水質管理の薬品での数値の変化を見逃さないなど、細心の注意を払っています。
毎年9月頃、住民に浄水場の建物を案内し職員が設備を解説する開放イベントがあり、500人以上の方が来場します。住民から直接感謝の言葉をかけられることも多く、その度にこの「仕事に就いて本当に良かった」と実感します。
私の職場には組合があり、職場環境や賃金の改善に向けて活動を行っています。私が加入を決めたのは、組合の大切さに気づいたからです。病気休暇が本人だけでなく親族の治療で遠方の病院に連れていくときでも取れるようになったことなどが最近の成果です。組合がなければ今の良好な労働条件は維持できません。また、交渉だけでなく他組合との交流や楽しいイベントも多くあります。新規採用者のみなさん、ぜひ一緒にがんばっていきましょう。
「ありがとう」の言葉に仕事の大切さを実感
山口・防府(ほうふ)市職労 黒川(くろかわ)裕貴(ゆうき)さん
私はゴミ収集車に乗車し、生活ゴミ収集・運搬業務をしています。地域の方から「いつもありがとう」と声をかけられた瞬間に仕事の意義を実感します。分別でわからないことを聞かれたりすることもあり、自分がされて気持ちがいい対応をすることを心がけています。
防府市では、昨年から清掃職場への採用を再開しました。先輩は、経験豊富で優しい人ばかりです。自分も「より良い職場環境をつくりたい」と組合に加入しました。組合行事は、所属を超えて市役所の仲間と交流できるのが魅力です。
組合では、一人の不満をみんなの課題として扱い、交渉力・調整力・発信力など社会人としての力が磨かれます。新規採用のみなさんは、不安や緊張することもあると思いますが、小さなことでも一人で抱え込まず組合の仲間に相談しましょう。
住民の健康を守り働きがいのある職場へ
福岡・北九州市立病院労組 三浦(みうら)真美(まみ)さん
みなさん、入職おめでとうございます。私は三十数年前に助産師として、北九州市立病院に入職しました。
私もはじめは仕事を覚えるのに一生懸命でした。先輩方は頼もしく、仕事で悩んだり行き詰まったときに相談にのってくれました。
先輩は組合活動でも職場の先頭に立ち、要求書を提出・交渉して、病棟で使用していた水銀体温計を電子体温計に替えるなど、職場の要求を実現しました。先輩が働きやすい職場環境をつくっていく姿を見て、私も組合が必要だと考え加入しました。その後は、職場で何か問題が起きたときには力を合わせて解決しました。振り返れば、組合があったからこそ働き続けることができたと思います。
みなさんも、入職して間もない頃は仕事を覚えるだけで大変だと思います。一人で抱え込まずに組合や先輩に相談してください。きっと力になってくれるはずです。
住民の健康を守るため、働きがいのある職場をつくるために、一緒にがんばりましょう。
青年部活動で「横のつながり」実感!
愛媛・西条市職労 岩間(いわま)友裕(ともひろ)さん
私は西条市役所の衛生施設課で働いています。市民の日常生活を支えるため、一般廃棄物処理施設の安定稼働を担い、適切な維持管理と衛生環境の保持に努めています。止めてはならない施設のため、維持管理業者との調整や修繕箇所の選定など難しい業務ですが、自分の仕事が市民生活に大きな影響を与えていると実感でき、やりがいがあります。
西条市職労では青年部長として、賃金や労働環境の改善を市当局に訴えています。若手職員がいきいきと交流できる場づくりにもとりくんでいます。最近では愛知旅行などのイベントも復活し、部署を超えたつながりが広がっています。
自分たちの働く環境を自分たちで守り、そして何より「横のつながり」を広げていく。そんな青年部が、みなさんにとっての心強い居場所になればうれしいです。
活気あふれるみなさんと一緒に、自治労連を盛り上げていけることをワクワクしながら待っています!