やっぱり仕事も組合も大好き!!
全国の仲間から新春メッセージ
全国の自治労連の仲間が仕事や郷土のこと、労働組合のことを語ります。今年も全国の仲間とともに運動をすすめていきましょう。
保育も組合活動もすべてが新鮮で楽しい毎日
愛知・名古屋市職労 秋元 純子さん
名古屋市は、戦国武将の歴史や手羽先など独自のグルメが有名です。また、都心部でも自然豊かな公園が多数あり、四季折々の花や木々の移り変わりが、子どもたちを楽しませています。
私はフルタイムの会計年度任用職員で市立保育園のローテーション勤務対応保育士として働いています。今年度初めて3歳児を担任し、毎日が新鮮なことばかり。同じクラスの先生と子どもたちに今できることを一緒に考え、クラスの保育を作り上げていくことにやりがいを感じています。
前職はバイオの研究補助職でしたが、子育てをきっかけに子どもに関わる仕事をしたいと考えるようになり、保育園のパート募集のポスターをみて、この世界に飛び込みました。そして娘の受験に合わせて勉強し、保育士資格を取得。ちょっと変わった経歴かもしれませんね。
今の職場で労働組合に入り、決起集会や交渉にも初めて参加しました。いろいろな世界を知ることで、保育での気づきも多くなり、自分の成長にもつながっています。
組合主催の学習会は楽しみの一つで、他園の先生方と交流ができることはうれしい限りです。保育の経験が浅く苦労もありますが、すべてが新鮮で楽しく、今の環境がとても幸せです。子どもたちと向き合い、心を通わせながら、人としても成長していきたいです。
▲クリスマスに向けて子どもと楽しく準備する秋元さん
頼れる仲間の力で「組合の良さ」をもっと広げたい
福島・二本松市職労 小野 浩也さん
福島県二本松市は、豊かな自然と歴史が共存する地域です。安達太良(あだたら)山の壮大な景色を背景に、二本松城跡をはじめとした歴史資源が点在しています。また、四季折々の祭りや、伝統の酒・和菓子など、訪れる人に心に残る地元産品を提供しています。
私は、昨年4月から生活環境課生活防災係の係長になりました。消防防災・交通防犯から行政区や集会施設、消費生活相談、人権擁護啓発など、市民生活と密接にかかわる仕事です。しかし、突発的な対応も求められ、めざす「ワーク・ライフ・バランス」を見失いそうに。上司や同僚、後輩職員たちに支えられ、なんとか新年を迎えることができました。
昨年9月の定期大会で、執行委員長に選任されました。業務の都合で、会合に出席できなくなったり、春闘の要求書や機関紙の作成まで手が回らなかったりすることもあります。副執行委員長や書記長、書記局からの手厚いサポートに頼りながら、なんとかこなしている状況です。
私自身も含めて、組合員の身近な職場の問題やストレスを解決・軽減できるよう、当局へ要求していきたいと思います。組合員に、「組合の良さ」を感じてもらい、仲間の輪を広げられる1年にしたいです。
▲頼りにしている仲間たち
「今日はご飯なに?」子どもの声に直接こたえる自園調理
高知・本山町職労 大尾(だいお) 亜都実(あつみ)さん
高知県本山町は四国の中央部に位置する水と緑の豊かな美しい山里です。昼夜の寒暖差が大きいことを生かしてお米の栽培にも力を入れており、ブランド米「土佐天空の郷」は日本一に2度輝いた町の自慢です。
おいしいお水と食べ物がいっぱいの町の保育所で、私は給食調理員をしています。
子どもや保護者の思いに寄り添いながら、子どもたちの「今日はご飯なに?」「美味しかった!」の声に元気をもらっています。子どもたちと直接会話できるのは自園調理の強みです。子どもたちが保育所に行きたいと思えるきっかけに給食があるといいなと思って日々業務しています。
保育調理はやりがいのある仕事であり、体力・知力ともに求められる大変な仕事です。しかし、近年は正規職員1人のみの体制となっており、組合として正規職員の2名体制を強く要望し、団体交渉にとりくんできました。毎年、新規採用を募集していますが、受験者がいない、合格者なしが続いており、組合は「採用年齢の引き上げ」なども要求しています。
これからも子どもたちの健やかな成長と発達を保障するために、おいしい給食と働きやすい職場づくりに向けて組合活動を続けていきたいです。
▲子どもたちのためにおいしい給食をつくる大尾さん
落ち着いて確実に笑顔で安全運転
自治労連長崎公共交通労組 木下 翔平さん
私は一昨年から長崎県営バスの運転手をしています。長崎市と佐世保市をつなぐ高速バス路線を主に走っています。この区間はビジネス利用者が多いのですが、ハウステンボスやグラバー園の観光などにも便利です。
一昨年はとにかく仕事に慣れることに精一杯で、ハンドルを握りながら心のなかでは、毎日マラソンしているような気分でした。今年はもう少し呼吸を整えて運転できるようになりたいと思っています。
バス運転手として働くなかで、運転はただ車を走らせるだけではなく、乗客の命と時間を預かる仕事だと実感しています。急ブレーキを避けるためにも、危険を予測しての「かもしれない運転」がたいへん重要です。焦らず、確実に、できれば笑顔も忘れずに。乗客の方が安心して座っていられるような運転をいつもめざしています。時には道路事情に振り回されることもありますが、それも含めてプロとして前向きに向き合っていきます。
昨年、久しぶりに賃上げを勝ち取りました。しかし、不十分な内容であり、満足していません。安全・安心の公共交通を提供するためには、安心して働き続けられる賃金・労働条件が不可欠です。今年予定している団体交渉では、組合の書記長として要求実現に向けてがんばります。
▲大切な相棒のバスと木下さん
組合の力ってスゴい 仲間は心のオアシス
大阪・堺市立病院機構労組 南 美佐さん
堺市は近畿地方の中部、大阪府の中南部に位置する、歴史と文化が豊かな人口約80万人を擁する政令指定都市です。旧市立堺病院(堺区南安井町)が2012年4月に、地方独立行政法人に移行し、「地方独立行政法人堺市立病院機構」となり、2015年7月、堺市で初めての三次救急を担う救命救急機能を備えた堺市立総合医療センターを新築し、西区家原寺町に移転しました。
現在、私は堺市立病院機構労働組合の委員長として活動しています。毎月2回、執行委員会を開催して、職場の仲間に組合の情報を伝えることを大事にしています。不満や怒りを分かちあい、「よし、がんばろう」と思える執行委員会はオアシスみたいな場所です。
私は看護師として働いています。医療現場は、進化する医療機器や治療技術で業務が複雑化・多忙化するなか、慢性的な医療スタッフ不足で苦労しています。仕事と組合の両立はしんどいですが、みんなで話し合って、職場改善につながると達成感があります。
交替勤務のため仕事前の引き継ぎは必須ですが、不払い出勤となっていました。組合で交渉し「時間外手当15分支給」を実現したことで「組合の力って凄いな」とあらためて実感しました。委員長10年、バトンをつなぎたいです。
▲執行部メンバー「決してあきらめない」を合言葉に
子どもたちの笑顔と仲間づくりがやりがい
広島市留守家庭子ども会指導員労組 伊藤 洋子さん
広島市放課後児童クラブで働き始め、10年目を迎えます。子どもに関わる仕事がしたくて、我が子が小学校高学年になりこの仕事に就きました。
小学校から下校してくる子どもたちを「おかえり~」と迎えながら表情を見ます。元気いっぱいな笑顔、少し落ちこんだ顔、怒った顔。小学校でその日あったできごとを抱えてくる子どもたちにふれ、子どもたちを笑顔にすることで仕事にやりがいを感じています。
私は4年前から組合役員となり組織拡大に力を注いでいます。新規採用者の研修に出向き、勤務初日で緊張している新規採用者に「組合に加入すると横のつながりが持てる、悩み相談ができる」と声かけをします。緊張していた顔が笑顔になり、仲間になれたときに喜びを感じます。
秋には組合未加入者に手紙と電話。「役員のみなさんががんばっているから、私も仲間になります」とうれしい言葉とともに加入を決めた人もいます。一人ひとりと向き合いながら組織拡大を続けてきてよかったと感じています。
一昨年は自治労連共済の全員加入をめざしてとりくみ、加入率が目標の50%を超えたことで、「慢性疾患」に罹患している組合員も共済に加入できるようになりました。組合加入のきっかけとして自治労連共済の魅力もしっかり伝えていきます。
▲子どもと箸を使った遊びをする伊藤さん